Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §23.1.17.pr

正当な事由による婚約期間の長期化

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要旨

ガイウスは、当事者の病気、親の死、重罪の訴追、やむを得ない長期の外国滞在などの正当な理由により、婚約が複数年にわたって長引くことがあると説明する。

[GAIUS libro primo ad legem Iuliam et Papiam. ] §23.1.17.prSaepe iustae ac necessariae causae non solum annum uel biennium, sed etiam triennium et quadriennium et ulterius trahunt sponsalia, ueluti ualetudo sponsi sponsaeue uel mortes parentium aut capitalia crimina aut longiores peregrinationes quae ex necessitate fiunt.
[ガイウス、『ユリウス法およびパピウス法注解』第1巻より] しばしば、正当かつ不可避な原因によって、婚約が1年や2年だけでなく、3年、4年、あるいはそれ以上にわたって長引くことがある。 例えば、婚約者(男性)もしくは婚約者(女性)の病気、親たちの死、重大な犯罪の容疑、あるいは、やむを得ない事情から生じる長期の外国滞在などがこれに当たる。

語釈・文法注

  1. §23.1.17.prtrahunt — 動詞 trahere はここでは「(時間的に)引き延ばす、長引かせる」の意味で使われており、対格の期間(annum, biennium, triennium, quadriennium, ulterius)を伴って、婚約(sponsalia)という状態がそれだけの期間にわたって延期されることを表している。
  2. §23.1.17.prcapitalia crimina — ローマ法において「capitale crimen」(重罪・死刑に相当する罪)は、死刑、または自由や市民権の喪失を伴う重大な犯罪、およびその訴追・裁判を指す。このような重大な訴訟を抱えていることは、婚約履行を延期する「正当かつ不可避な原因」(iustae ac necessariae causae)とみなされた。
  3. §23.1.17.prualetudo — ualetudo は本来「健康状態」を意味する中立的な名詞(vox media)であるが、ここでは文脈上「病気、不健康(悪しき健康状態)」の意味で用いられている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §23.1.17.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:23.1.17.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。