Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §22.3.4.pr

購入前における奴隷の逃亡事実に関する立証責任

3222 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

パウルスは、売買された奴隷が購入前にすでに逃亡していたことの立証責任は、買主側にあると答申している。

[PAULUS libro sexto responsorum.
[パウルス『答申集』第6巻。
] §22.3.4.prRespondit emptorem probare debere, eum seruum de quo quaeritur antequam emeret fugisse.
] 彼は、買主が購入する前に、問題となっている奴隷が逃亡していたことを、買主自身が証明しなければならない、と答申した。

語釈・文法注

  1. §22.3.4.premptorem probare debere, eum seruum ... fugisse — 主動詞 `Respondit`(答申した)の目的語として最初の対格不定詞(AcI)構文(主語対格 `emptorem`、不定詞 `debere`)があり、その `debere` に伴う不定詞 `probare`(証明する)の目的語として、さらに第二の対格不定詞構文(主語対格 `eum seruum`、不定詞 `fugisse`)が入れ子になっている二重の AcI 構造である。
  2. §22.3.4.prde quo quaeritur — 動詞 `quaeritur` は「問われている」「争点になっている」を意味する非人称受動態。関係代名詞 `quo` は先行詞である `eum seruum` を指し、法的な紛争の対象となっている奴隷であることを示す慣用表現。
  3. §22.3.4.prantequam emeret — 接続詞 `antequam` に接続法未完了過去 `emeret`(主語は買主 `emptorem`)が続いている。逃亡(`fugisse`)という過去の事実に対して、それより時間的に後に予定されていた、あるいは間接話法内で述べられている行為(購入)であるため、接続法が用いられている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §22.3.4.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:22.3.4.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。