Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §21.2.47.pr

複数奴隷購入時の一方追奪と買いの訴え

3128 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

二人の奴隷をそれぞれ一定額で購入し一方が追奪された場合、残りの奴隷が合計額以上の価値を有していても追奪された奴隷について買いの訴えを提起できること、および個別購入か同時購入かが影響することを説明する。

[IDEM libro octauo quaestionum. ] §21.2.47.prSi duos seruos quinis a te emam et eorum alter euincatur, nihil dubii fore, quin recte eo nomine ex empto acturus sim, quamuis alter decem dignus sit, ubi referre, separatim singulos an simul utrumque emerim.
[同じ著者、学問集第八巻] もし私があなたから二人の奴隷をそれぞれ五で買い、そのうちの一人が追奪されるならば、たとえもう一人が十の価値に値するとしても、私がその名目において買いの訴えを正当に提起することになる点については、何の疑いもないであろう。 そしてそこにおいては、個別(に一人ずつ)購入したのか、それとも同時に両方を購入したのかが関係する。

語釈・文法注

  1. 21.2.47.prquinis — 分配数詞であり、「それぞれ五で(五ずつで)」を意味する。この表現は、二人の奴隷が単一の総額ではなく、各人について個別の価格(5)が設定されて購入されたことを示している。
  2. 21.2.47.prnihil dubii fore — 間接話法における主節であり、`fore` は `futurum esse`(未来不定法)の短縮形。`dubii` は中性代名詞 `nihil` に依存する部分属格である。
  3. 21.2.47.prquin recte eo nomine ex empto acturus sim — 疑いを否定する表現(nihil dubii)の後に続く `quin` 節であり、動詞は未来能動分詞 `acturus` と助動詞 `sim`(接続法現在)の組み合わせによって、主節(fore)から見た未来の行為を表す。
  4. 21.2.47.pralter decem dignus sit — 形容詞 `dignus`(値する)は、その価値を示す奪格(ここでは `decem`。数詞 `decem` は不変化詞だが、ここでは奪格として機能している)を伴う。
  5. 21.2.47.prubi referre — `referre` は非人称動詞 `refert`(関係がある、重要である)の間接話法における不定法である。先行文が「間接話法(fore)」で続いているため、ここでも不定法が用いられている。また、`ubi`(そこにおいて)は、追奪の訴えが認められる状況、あるいは個別の価値と総額の関係についての議論の文脈を指している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §21.2.47.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:21.2.47.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。