Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §21.2.12.pr

無断売却を黙認した共同相続人の追奪担保責任

3093 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

二分の一の持分を持つ相続人が土地全体を売却し共同相続人も代金を受け取った後、その土地が追奪された場合、共同相続人がその場にいて異議を唱えなかったならば、彼らも各自の持分を売却したものとして買主に対して責任を負うことを説明する。

[SCAEUOLA libro secundo responsorum. ] §21.2.12.prQuidam ex parte dimidia heres institutus uniuersa praedia uendidit et coheredes pretium acceperunt: euictis his quaero, an coheredes ex empto actione teneantur.
[スカエウォラ、解答録第二巻] ある人が二分の一の相続分について相続人に指定され、土地の全体を売却し、共同相続人たちがその代金を受け取った。 これらの土地が追奪されたとき、共同相続人たちが買主の訴えによって義務を負うか、と私は問う。
respondi, si coheredes praesentes adfuerunt nec dissenserunt, uideri unumquemque partem suam uendidisse.
私は、もし共同相続人たちがその場に居合わせて異議を唱えなかったのであれば、各自が自己の持分を売却したとみなされる、と回答した。

語釈・文法注

  1. §21.2.12.preuictis his — 独立奪格構文(ablative absolute)であり、中性複数奪格の指示代名詞 `his` は前文の `uniuersa praedia`(すべての土地)を指す。「これらの土地が(買主から)追奪されたとき」という意味を表す。
  2. §21.2.12.pruideri unumquemque partem suam uendidisse — 主節の動詞 `respondi`(私は回答した)に導かれる間接話法(対格と不定詞の構文)である。`uideri` は受動態現在不定詞で、ここでは非人称的に「〜とみなされる」「〜と思われる」の意。その主語となる不定法句 `unumquemque ... uendidisse`(各自が自己の持分を売却したこと)を伴っている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §21.2.12.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:21.2.12.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。