Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §21.1.9.pr

言語障害や発声異常と告示上の病身の判定

3023 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

口のきけない者(唖)や意味の通じない話し方をする者は会堂補佐官告示上「病身」とみなされるが、声が重い者や単に発音が不明瞭な者は病身とはみなされないことを論じる。

[IDEM libro quadragesimo quarto ad Sabinum.
[同著者のサビヌス註釈第44巻において。
] §21.1.9.prMutum morbosum esse Sabinus ait: morbum enim esse sine uoce esse apparet.
] サビヌスは、口のきけない者は病身であると言う。 なぜなら、声を持たないことは病気であることが明らかだからである。
sed qui grauiter loquitur, morbosus non est, nec qui ἀσάφῶς: plane qui ἀσήμως loquitur, hic utique morbosus est.
しかし、重々しく話す者は病身ではなく、また不鮮明に話す者も病身ではない。 しかし、明らかに意味をなさずに話す者は、まさしく病身である。

語釈・文法注

  1. §21.1.9.prmorbum enim esse sine uoce esse apparet — sine uoce esse(声がないこと)という不定詞句が主語の役割を果たし、morbum esse(病気であること)がその述語(補語)となっており、全体が apparet(〜は明らかである)の主語節を構成している。
  2. §21.1.9.prἀσάφῶς — ギリシア語で「不鮮明に」「不明瞭に」の意。発音に明瞭さを欠くものの、言葉の意味自体は聞き手に伝わる状態を指す。この場合は法的な意味での「病身(morbosus)」には該当しないとされる。また、写本等にみられるこの語の二重アクサン(ἀσάφῶς)は、伝承の乱れを反映している。
  3. §21.1.9.prἀσήμως — ギリシア語で「意味をなさずに」「聞き取れずに」の意。言葉が記号(sēma)としての意味を成さないほどに発音や言語機能が損なわれている状態を指し、この場合は「病身(morbosus)」と判定される。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §21.1.9.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:21.1.9.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。