Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §21.1.56.pr

売買の保証人に対する奴隷の返還可能性

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要旨

ラティヌス・ラルグスからの購入契約の保証人に対する奴隷返還の可否の問いに、パウルスはマルケッルスの見解を引き、保証人が取引全体を引き受けている場合は可能であると回答する。

[PAULUS libro primo quaestionum. ] §21.1.56.prLatinus Largus: quaero, an fideiussori emptionis redhiberi mancipium possit.
[パウルス著『疑義集』第1巻] ラティヌス・ラルグス:購入契約の保証人に対して奴隷を返還できるかどうか、お尋ねします。
respondi, si in uniuersam causam fideiussor sit acceptus, putat Marcellus posse ei fideiussori redhiberi.
私は答えた。 もし保証人が取引全体のために引き受けられているのであれば、マルケッルスはその保証人に返還することができると考えている。

語釈・文法注

  1. §21.1.56.prfideiussori emptionis — emptionis(属格)は fideiussori(与格)を修飾し、「購入契約の保証人」を意味する。保証人が買主の代わりに売買契約から生じる各種の請求や返還の受領に対応する権限、あるいは地位にあるかを問題にしている。
  2. §21.1.56.prin uniuersam causam — 「取引全体に対して」「事件(契約関係)全体のために」を意味する。特定の単一の債務だけでなく、売買契約の不履行や契約解除から生じる一切の権利義務関係(返還等を含む)を包括的にカバーする形で保証人が引き受けられている(acceptus sit)状況を指す。
  3. §21.1.56.prputat Marcellus posse ei fideiussori redhiberi — 思考動詞 putat が導く対格不定詞構文(AcI)において、不定詞 posse の意味上の主語(対格)である mancipium(奴隷)が省略されている。受動不定詞 redhiberi は posse に依存する。直訳すると「マルケッルスは、(奴隷が)その保証人に返還されうると考えている」となる。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §21.1.56.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:21.1.56.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。