Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §21.1.11.pr

歯の欠損や未生立と病身の判定基準

3025 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

パウルスはサビヌスを引用し、歯が欠けていることや、生まれてから歯が生えるまでの状態は病身とはみなされないとし、そうでなければ老人はすべて病気ということになってしまうと論じる。

[PAULUS libro undecimo ad Sabinum.
[パウルス著『サビヌス註釈』第11巻において。
] §21.1.11.prCui dens abest, non est morbosus: magna enim pars hominum aliquo dente caret neque ideo morbosi sunt: praesertim cum sine dentibus nascimur nec ideo minus sani sumus donec dentes habeamus: alioquin nullus senex sanus esset.
] 歯が欠けている者は、病身ではない。 というのも、人類の大部分は何らかの歯を欠いているが、それだからといって彼らが病身であるわけではないからである。 特に、私たちは歯なしで生まれてくるのであり、歯が生えるまでは、それだからといって健康でないわけではない。 そうでなければ、いかなる老人も健康ではないことになってしまうだろう。

語釈・文法注

  1. §21.1.11.prCui dens abest — 先行詞である指示代名詞(ei または is)が省略され、所有の与格 cui(「彼に歯が欠けている」)を伴う関係代名詞節が主部を構成している。「歯が欠けている者は」という意味。
  2. §21.1.11.prmagna enim pars hominum aliquo dente caret neque ideo morbosi sunt — 主語である magna pars(大きな部分、大部分)は文法的には単数名詞であるが、意味上の複数性(hominum)を反映して、文の後半の動詞 sunt および形容詞 morbosi は複数形になっている(意味上の合致、synesis)。
  3. §21.1.11.prnullus senex sanus esset — 副詞 alioquin(そうでなければ)を仮定節(「もし歯がないことで病身とされるなら」)の代わりに用いた、反実仮想(現在における非事実の仮定)の帰結節。動詞は接続法未完了 esset が使われている。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §21.1.11.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:21.1.11.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。