Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §2.14.34.pr

合意によるアグナティオ権放棄の禁止

400 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

モデスティヌスは、アグナティオの権利が合意によって放棄できないというユリアヌスの見解を引用し、それが自権相続人の地位を拒否できないことと同等であると述べている。

[MODESTINUS libro quinto regularum. ] §2.14.34.prIus adgnationis non posse pacto repudiari, non magis quam ut quis dicat nolle suum esse, Iuliani sententia est.
[モデスティヌス著『規則集』第5巻] アグナティオの権利が合意によって放棄され得ないことは、誰かが自権相続人たることを望まないと述べる[ことができない]のと同様であるというのが、ユリアヌスの見解である。

語釈・文法注

  1. §2.14.34.prsuum — 代名詞の対格男性単数形 suum は、名詞 heredem(heres「相続人」の対格)が省略されたもので、suus heres(自権相続人、すなわち被相続人の死亡時にその家長権力下にあった相続人)を指す。ローマ法において、自権相続人は被相続人の死亡とともに当然に相続人となるため、本人の意思表示や合意によって事前にその地位を拒絶することはできない。
  2. §2.14.34.prnon magis quam ut — 比較級を用いた否定の相関表現で、「〜でないのは、…でないのと同様である」を意味する。ここでは、合意によるアグナティオの放棄が不可能であることを、自権相続人となることの拒否が不可能であるというより明らかな法理と比較して説明している。ut と接続法(dicat)の節は、比較の基準となる仮定の状況を示す。

この箇所を引用する

ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §2.14.34.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:2.14.34.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。