Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §19.2.3.pr

評価額付き農具の引渡しと売買としての扱い

2824 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

土地の賃貸借において、小作人が評価額を付して農具を受け取る場合、その農具は売買されたものとして扱われ、持参金として評価額付きの物が与えられる場合と同様の法効果が生じるというプロクルスの見解を示す。

[POMPONIUS libro nono ad Sabinum. ] §19.2.3.prCum fundus locetur, et aestimatum instrumentum colonus accipiat, Proculus ait id agi, ut instrumentum emptum habeat colonus, sicuti fieret, cum quid aestimatum in dotem daretur.
[ポンポニウス、サビヌス註釈書第九巻] 土地が賃貸され、小作人が評価された農具を受け取る場合、プロクルスは、持参金として評価された物が与えられるときに生じるのと同様に、小作人がその農具を購入したものとして所有することが意図されている、と述べている。

語釈・文法注

  1. §19.2.3.prid agi — 「〜という合意がなされている」「〜ということが意図されている」を意味する非人称的な表現 id agitur の対格不定詞構文。主節の動詞 ait の目的語となる。後ろに続く ut 節(名詞節)が id の具体的な内容を示す。
  2. §19.2.3.prinstrumentum emptum habeat — 動詞 habeat の目的語 instrumentum に対し、完了受動分詞 emptum が述語的に係っている。「小作人が農具を購入されたものとして所有する」という、所有権の移転を伴う状態を表す。
  3. §19.2.3.prsicuti fieret, cum... daretur — 接続法未完了過去 fieret および daretur は、現在の事実に反する仮定というよりも、一般的な比較対照の状況における仮定(「〜の場合に生じるであろうように」)を表す。持参金(dos)において評価額付きで財産が給付される場合(小作人同様に受領者に所有権が移転する)との法的アナロジーを提示している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §19.2.3.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:19.2.3.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。