Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §18.6.15.pr-18.6.15.1

木材の盗難における危険負担と引渡し擬制

2748 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

目的物の引渡しや買い手の履行遅滞がない場合の危険負担の帰属、および、購入した材木が盗難に遭った場合の危険負担と、買い手が印を付けた梁の引渡し擬制について述べる。

[PAULUS libro tertio epitomatorum Alfeni. ] §18.6.15.prQuod si neque traditi essent neque emptor in mora fuisset quo minus traderentur, uenditoris periculum erit.
[パウルス『アルフェヌス要約』第3巻] しかし、もし[それらが]引き渡されてもおらず、かつ、引き渡されるのを妨げるような遅滞に買い手が陥っていなかったのであれば、危険は売り手の負担となる。
§18.6.15.1Materia empta si furto perisset, postquam tradita esset, emptoris esse periculo respondit, si minus, uenditoris: uideri autem trabes traditas, quas emptor signasset.
買い入れられた材木が、引き渡された後に、盗難によって失われた場合、危険は買い手の負担となると[アルフェヌスは]回答した。 もし引き渡されていなければ、売り手の負担となる。 もっとも、買い手が印を付けた梁は、引き渡されたものとみなされる。

語釈・文法注

  1. §18.6.15.prquo minus traderentur — quo minus(〜しないように)は接続法 traderentur を伴い、in mora fuisset(遅滞にあった)の内容を制限・説明する。買い手の遅滞が「それらが引き渡されるのを妨げる」ものであったかどうかを問題にしている。
  2. §18.6.15.1respondit — 三人称単数完了形。この断片のヘッダーにある通り、パウルスがアルフェヌス(Alfenus)の著作を要約しているため、この「回答した」の主語はアルフェヌスである。
  3. §18.6.15.1uideri autem trabes traditas — respondit に導かれる間接話法(対格と不定詞の構文)が継続している。uideri は非人称的ではなく「梁(trabes)が引き渡された(traditas [esse])とみなされる(uideri)」という構造で、trabes が主語対格である。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §18.6.15.pr-18.6.15.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:18.6.15.pr-18.6.15.1

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。