Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §18.1.20.pr

素材提供の有無による売買と請負の区別

2608 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

サビヌスは、素材を提供せず金銭のみを支払って物を製作させる契約は請負ではなく売買契約であると判断し、更地を提供して建物を建てさせる場合との違いを説明する。

[IDEM libro nono ad Sabinum. ] §18.1.20.prSabinus respondit, si quam rem nobis fieri uelimus etiam, ueluti statuam uel uas aliquod seu uestem, ut nihil aliud quam pecuniam daremus, emptionem uideri, nec posse ullam locationem esse, ubi corpus ipsum non detur ab eo cui id fieret: aliter atque si aream darem, ubi insulam aedificares, quoniam tunc a me substantia proficiscitur.
[同著者、『サビヌス註釈』第9巻] サビヌスは、もし我々が、例えば像や何らかの器、あるいは衣服のように、何か物が我々のために作られることを望むとして、我々が金銭以外の何ものも与えないのであれば、それは売買とみなされ、それが作られる相手から素材自体が与えられない限り、いかなる請負も存在し得ないと回答した。 これは、私が更地を提供し、あなたがそこに共同住宅を建てる場合とは異なる。 なぜなら、その場合には、素材が私から出ているからである。

語釈・文法注

  1. §18.1.20.prut nihil aliud quam pecuniam daremus — 接続法未完了過去 `daremus` を伴う `ut` 節。ここでは、先行する `si` 節の条件「何か物が我々のために作られることを望む」に付随する、具体的な契約の態様(結果または制限的条件)「金銭以外の何ものも与えないという形で」を説明している。
  2. §18.1.20.prcorpus ipsum — 直訳は「身体そのもの」だが、ここでは請負契約(locatio conductio)の文脈において、注文者から工作物の制作者に対して提供されるべき「原材料(素材)」を指す。
  3. §18.1.20.prcui id fieret — 先行詞である `eo`(奪格)にかかる関係節。`cui` は利害関係の与格(dativus commodi)であり、「その人のために(その物が)作られることになる[人]」を意味する。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §18.1.20.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:18.1.20.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。