Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §17.2.26.pr

組合員の怠慢による過失と他業務の利益の相殺否定

2528 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

一部の業務において怠慢であった組合員が他の多くの業務で組合に利益をもたらしたとしても、その利益と怠慢を相殺することはできないというマルケルスの見解を、ウルピアーヌスが引用して支持している。

[ULPIANUS libro trigesimo primo ad edictum. ] §17.2.26.prEt ideo si socius quaedam neglegenter in societate egisset, in plerisque autem societatem auxisset, non compensatur compendium cum neglegentia, ut Marcellus libro sexto digestorum scribsit.
[ウルピアーヌス告示註釈第31巻] それゆえ、もしある組合員が組合においていくつかの事柄を怠慢に処理したとしても、他の多くの点において組合に利益をもたらしていたならば、マルケルスが『学説彙纂』第6巻に書いているように、その利益が怠慢と相殺されることはない。

語釈・文法注

  1. §17.2.26.prnon compensatur compendium cum neglegentia — 動詞 compensare(相殺する)が受動態 compensatur で用いられ、主語は compendium(利益)、前置詞句 cum neglegentia(怠慢と)を伴って「利益が怠慢と相殺されることはない」という意味を表す。怠慢によって生じた損失と、勤勉によってもたらされた利益との間の相殺禁止を明示している。
  2. §17.2.26.prin plerisque autem — 前節の "si socius quaedam neglegenter ... egisset"(もし組合員がいくつかの事柄を怠慢に……したとしても)における "quaedam"(いくつかの事柄)との対比。形容詞 plerisque(大半の、大体の)が中性複数与格・奪格として用いられており、省略された名詞 "rebus"(事柄)などを補って「他の大部分の事柄において」と解する。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §17.2.26.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:17.2.26.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。