Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §13.6.19.pr

第三者の不法行為による損害に対する借主の免責

2134 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

他人が不法に与えた損害は、保管のために賃借した者や使用借主には帰属しないこと、および人間は他人の不法行為を完全に防ぐことはできないことを論じる。

[IULIANUS libro primo digestorum. ] §13.6.19.prAd eos, qui seruandum aliquid conducunt aut utendum accipiunt, damnum iniuria ab alio datum non pertinere procul dubio est: qua enim cura aut diligentia consequi possumus, ne aliquis damnum nobis iniuria det?
[ユリアヌス、学説学第1巻] 保管のために何かを賃借する者、あるいは使用のために受け取る者に、他人によって不法に与えられた損害が帰属しないことは、疑いの余地がない。 なぜなら、誰かが我々に不法に損害を与えないようにすることを、いかなる注意や周到さによって我々が達成できようか。

語釈・文法注

  1. 13.6.19.prAd eos... non pertinere procul dubio est — 非人称表現 `procul dubio est`(疑いない)の主語として、対格不定詞句 `damnum... non pertinere`(損害が帰属しないこと)が機能している。`pertinere ad aliquem` は、損害の負担が「(誰々)に帰属する、関係する、その人の責任である」という意味である。
  2. 13.6.19.prseruandum aliquid conducunt aut utendum accipiunt — 動形容詞(ゲルンディウム的形容詞)`seruandum`(保管されるべき)と `utendum`(使用されるべき)は、目的を表す形容詞的用法で、それぞれ `aliquid`(`conducunt` の直接目的語、および `accipiunt` の共通の目的語として了解されるもの)を修飾している。
  3. 13.6.19.prconsequi possumus, ne aliquis damnum nobis iniuria det — 動詞 `consequi`(達成する、成し遂げる)は、目的・結果を表す `ne` + 接続法現在(`det`)の節を目的語(名詞節)として取っている。「誰かが我々に不法に損害を与えないようにすることを(注意によって)達成する」という意味になる。

この箇所を引用する

ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §13.6.19.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:13.6.19.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。