Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §12.6.50.pr

非債と知りつつ後で請求する意図での弁済

2026 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

債務がないことを知りながら、後で返還請求する意図をもって支払ったものについては、返還請求をすることができないという原則を示す。

[POMPONIUS libro quinto ad Quintum Mucium. ] §12.6.50.prQuod quis sciens indebitum dedit hac mente, ut postea repeteret, repetere non potest.
[ポンポニウス、クィントゥス・ムキウス註釈第5巻] 人が、債務がないことを知りながら、後で返還請求するつもりで与えたものは、返還請求することができない。

語釈・文法注

  1. 12.6.50.prQuod — 関係代名詞(中性・単数・対格)であり、従属節内の動詞 `dedit` の直接目的語。この関係節全体の先行詞(指示代名詞 `id` など)は主節において省略されており、主節の不定詞 `repetere` の直接目的語として機能している。
  2. 12.6.50.prsciens indebitum — `sciens` は主語 `quis` に一致する現在分詞で、副詞的に「知りながら」という意味を表す。`indebitum`(債務でないもの)は、関係代名詞 `Quod` と同格であるか、あるいは `sciens` の目的語(「債務でないと知りながら」)のように解される。
  3. 12.6.50.prhac mente, ut postea repeteret — `hac mente` は奪格で「そのような意図(心づもり)をもって」という付帯状況あるいは方法を表し、続く `ut` 節(接続法未完了過去)はその意図の内容を説明する同格(名詞節)として機能している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §12.6.50.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:12.6.50.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。