Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §1.5.4.pr-1.5.4.3

自由と奴隷制の定義および奴隷の語源

68 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

フロレンティヌスによる、自由および奴隷制の法的な定義と、奴隷を指すラテン語の語源的説明。

[FLORENTINUS libro nono institutionum. ] §1.5.4.prLibertas est naturalis facultas eius quod cuique facere libet, nisi si quid ui aut iure prohibetur.
[フロレンティヌス執筆、『法学提要』第9巻] 自由とは、暴力または法によって何かが禁じられていない限りにおいて、各自がしたいことを行う自然な能力である。
§1.5.4.1Seruitus est con||stitutio iuris gentium, qua quis dominio alieno contra naturam subicitur.
奴隷制とは万民法の制||度であり、それによって、ある人が自然に反して他人の支配下に置かれるものである。
§1.5.4.2Serui ex eo appellati sunt, quod imperatores captiuos uendere ac per hoc seruare nec occidere solent:
奴隷は、将軍たちが捕虜を売り、これによって彼らを救い、殺さないのが常であることから、そのように名付けられた。
§1.5.4.3mancipia uero dicta, quod ab hostibus manu capiantur.
他方、マンキピアは、敵によって手で捕らえられることからそう呼ばれる。

語釈・文法注

  1. §1.5.4.preius quod — eius は中性属格の指示代名詞で、先行する名詞 facultas(能力)を修飾する。quod は関係代名詞で、その先行詞は eius である。直訳すると「各自がしたいと思う、そのことを行う自然な能力」となる。
  2. §1.5.4.2Serui ex eo appellati sunt, quod ... seruare — ローマ法学における「奴隷(serui)」の有名な語源俗説(民間語源)を示す。「救う、保護する(seruare)」から「奴隷(serui)」が派生したと説明されている。
  3. §1.5.4.3mancipia ... quod ab hostibus manu capiantur — 奴隷を意味する別名 mancipia の語源を manu capere(手で捕らえること)に求める説明。理由節の動詞 capiantur が接続法となっているのは、引用された見解や主観的な根拠を示す用法である。

この箇所を引用する

ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §1.5.4.pr-1.5.4.3. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:1.5.4.pr-1.5.4.3

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。