Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §1.5.16.pr

双子の出生順と解放条件の成就

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要旨

アレスクーサがすでに二人を産んだ後に双子を産んだ場合、自由の条件を満たす「第三子」の後に生まれる第二の双子(第四子)のみが自由身分となることを示し、これは法律ではなく出生順という事実の問題であると指摘する。

[ULPIANUS libro sexto disputationum. ] §1.5.16.prIdem erit, si eadem Arescusa primo duo pepererat, postea geminos ediderat: dicendum est enim non posse dici utrumque ingenuum nasci, sed eum qui posterior nascitur.
[ウルピアーヌス『論議録』第6巻より] 同じことが、もし同じアレスクーサが最初に二人を産んでおり、その後に双子を産み落としていた場合にも、成り立つであろう。 なぜなら、両者が生まれながらにして自由身分として生まれるということはあり得ず、より遅く生まれる方がそうであると言わなければならないからである。
quaestio ergo facti potius est, non iuris.
したがって、これはむしろ事実の問題であって、法律の問題ではない。

語釈・文法注

  1. §1.5.16.prdicendum est enim non posse dici utrumque ingenuum nasci — 非人称的な動形容詞句 `dicendum est`(〜と言われなければならない)が対格不定詞(A.C.I.)構文を導き、さらにその内部で非人称受動不定詞 `non posse dici`(言われ得ない)の主語として `utrumque... nasci`(両者が〜として生まれること)という別の A.C.I. 句が入れ子になっている複雑な二重 A.C.I. 構造である。
  2. §1.5.16.prsed eum qui posterior nascitur — 対比を示す `sed` の後ろには、先行する文から `ingenuum nasci posse dici`(生まれながらにして自由身分として生まれると言われ得る)が省略されている。`eum` は関係代名詞 `qui` の先行詞であり、比較級 `posterior` は双子のうち「二人のうちで後に(遅れて)生まれた方」を指している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §1.5.16.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:1.5.16.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。