Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §1.5.11.pr

祖父不知の結合により懐妊された子の嫡出性

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要旨

祖父が生存し娘の交際を知らないうちに懐妊された子は、祖父の死後に生まれても父親の正嫡の息子とは認められないというパウルスの判断。

[PAULUS libro octauo decimo responsorum. ] §1.5.11.prPaulus respondit eum, qui uiuente patre et ignorante de coniunctione filiae conceptus est, licet post mortem aui natus sit, iustum filium ei ex quo conceptus est esse non uideri.
[パウルス『答申集』第18巻より] パウルスは、父が生存しており、かつ娘の結合について知らないうちに懐妊された者は、たとえ祖父の死後に生まれたとしても、彼を懐妊させた者にとって正嫡の息子であるとはみなされない、と答弁した。

語釈・文法注

  1. §1.5.11.pruiuente patre et ignorante de coniunctione filiae — 独立奪格構造。ここで言う「父(patre)」は「娘の父」であり、生まれた子から見れば主節にある「祖父(auus)」に該当する。娘が他の男と結ばれていること(coniunctio)を父(祖父)が知らなかったという状況が、子の嫡出性判断の成否に関わる。
  2. §1.5.11.prei ex quo conceptus est — 与格 ei は iustum filium esse に対する利害の与格(「〜にとっての正嫡の息子である」)で、関係代名詞 ex quo(奪格、「その者から」)の先行詞である。これは子を懐妊させた生父を指す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §1.5.11.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:1.5.11.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。