Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §1.3.21.pr

制定された法の理由を探求することの危険性

40 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ネラティウスは、法として制定された事柄の理由を逐一探求すべきではないとし、さもなければ確立された法秩序が覆されることになると警告している。

[NERATIUS libro VI membranarum. ] §1.3.21.pret ideo rationes eorum, quae constituuntur, inquiri non oportet: alioquin multa ex his quae certa sunt subuertuntur.
[ネラティウス、『膜皮本』第6巻] そしてそれゆえに、制定される事柄の理由が探求されるべきではない。 さもなければ、これらのうちで確実である多くの事柄が覆されてしまうからである。

語釈・文法注

  1. §1.3.21.prnon oportet — 非人称動詞 oportet は対格不定詞構文(A.C.I.)を率いる。ここでは受動不定詞 inquiri(探求されること)とその主語対格である rationes(理由が)が組み合わさり、「理由が探求されるべきではない」という意味を形成している。
  2. §1.3.21.pralioquin multa ex his quae certa sunt subuertuntur — 副詞 alioquin(さもなければ)は仮定の条件(「もし理由が探求されるならば」)を含意している。帰結節の動詞 subuertuntur は、仮定法(接続法)ではなく直説法現在形が用いられることで、理由の詮索がもたらす法秩序の崩壊という結果が、仮定の域に留まらず必然的かつ直接的に生じるものであることを強調している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §1.3.21.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:1.3.21.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。