§14.1Mollis inertia cur tantam diffuderit imis §14.2oblivionem sensibus, §14.3pocula Lethaeos ut si ducentia somnos §14.4arente fauce traxerim, §14.5candide Maecenas, occidis Saepe rogando:
柔和な怠惰が、なぜこれほどの忘却を感覚の奥底に注ぎ込んだのか、まるでレテの眠りをもたらす杯を、渇いた喉で飲み干したかのようにと、公正なるマエケナスよ、お前は度々尋ねることで私を閉口させる。
§14.6deus, deus nam me vetat §14.7inceptos, olim promissum carmen, iambos §14.8ad umbilicum adducere.
というのも、神が、神が私に禁じているのだ、かつて約束した歌である、書き始めたイアンボスを最後まで仕上げることを。
テオスの人アナクレオンが、サモスのバテュロスに恋焦がれたのもこれと変わらぬ有様であったと言われている。
彼は、中空の竪琴を手に、凝りすぎていない韻律に合わせて、度々愛を歌った。
§14.13ureris ipse miser: quodsi non pulcrior ignis
お前自身も哀れに恋に燃えている。
だが、もしこれより美しい炎が包囲されたトロイアを燃やしたのでないならば、己の運命を喜ぶがよい。
me libertina, nec uno §14.16contenta, Phryne macerat.
私の方は、一人の男では満足しない解放奴隷のフリュネが、私を身もだえさせている。