Humanitext Reader

キケロ · アッティクス宛書簡 §12.10.1

アッティクスの悲しみの慰めとアレクシスの避病

284 / 461 箇所 · ラテン語

要旨

アタマースを失って悲しむアッティクスを慰め、理性を保つよう促すとともに、流行病を避けるためアレクシスを自身の邸宅の空いている階に迎えることを提案する。

§12.10.1male me hercule de Athamante.
アタマースのことは、ヘラクレスにかけて、実に気の毒なことだ。
tuus autem dolor humanus is quidem sed magno opere moderandus.
だが、あなたの悲しみは、いかにも人間らしいものではあるが、大いに抑制されねばならない。
consolationum autem multae viae sed illa rectissima: impetret ratio quod dies impetratura est.
慰めの道は多くあるが、あの道が最も正しい。 すなわち、時がやがて勝ち取るであろうことを、理性が勝ち取るように、ということだ。
Alexin vero curemus, imaginem Tironis, quem aegrum Romam remisi, et, si quid habet collis ἐπιδήμιον, ad me cum †testamento† transferamus.
だが、病気のために私がローマに送り返したティーローの生き写しであるアレクシスを、私たちは看病しよう。 そして、もしあの丘に何か流行病があるなら、彼を†遺言†とともに私のところへ移そう。
tota domus vacat superior, ut scis.
知っての通り、上の階がまるまる空いているのだ。
hoc puto valde ad rem pertinere.
これが大いに役立つと私は思う。

語釈・文法注

  1. 12.10.1male me hercule de Athamante — 省略構文。male の後に accidit や nuntiatum est などの動詞が省略されており、「アタマースについて(悪い知らせがあり)実に気の毒なことだ」という意味を表す。
  2. 12.10.1impetret ratio quod dies impetratura est — impetret は願望・意志を表す接続法現在(三人称単数)。関係節 quod dies impetratura est において、dies(時・月日)が主語であり、impetratura est は能動未来周辺位(~するであろう)。「時がいずれもたらすであろう悲しみの和らぎを、理性が今すぐに獲得するように」という対比構造を持つ。
  3. 12.10.1†testamento† — 写本の伝承においてテキストが破損していることを示す crux(短剣符)が付されている。本来は toti familia(全家族)や contubernio(同居人)などの語があったと推測されるが、伝承された testamento(遺言、遺言書)をそのまま残した形で訳出している。

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キケロ, アッティクス宛書簡 §12.10.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi0474.phi057.humanitext-lat1:12.10.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。