Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §9.16.1

善悪や徳と悪徳は受動ではなく能動的活動にあること

348 / 486 箇所 · ギリシア語

要旨

理性的かつ社会的な動物である人間にとって、善悪や徳・悪徳は、受動的な被動状態にあるのではなく、能動的な活動において成立することを説く。

§9.16.1Οὐκ ἐν πείσει ἀλλ’ ἐνεργείᾳ τὸ τοῦ λογικοῦ καὶ πολιτικοῦ ζῴου κακὸν καὶ ἀγαθόν, ὥσπερ οὐδὲ ἡ ἀρετὴ καὶ κακία αὐτοῦ ἐν πείσει ἀλλὰ ἐνεργείᾳ.
理性的かつ社会的な動物の悪と善は、受動にあるのではなく活動にあり、それは彼の徳と悪徳もまた受動にあるのではなく活動にあるのと同様である。

語釈・文法注

  1. §9.16.1πείσει — この語は πείθω(説得する)から派生した「説得」や「確信」ではなく、πάσχω(受ける、経験する)から派生した「受動的経験」「被動」「受苦」を意味する。直後の ἐνεργείᾳ(能動、活動)との明確な対比からこの解釈が導かれる。

この箇所を引用する

マルクス・アウレリウス, 自省録 §9.16.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:9.16.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。