Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §8.6.1

宇宙の絶えざる変化と分配の平等性

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要旨

万物の本性は常に変化と移動を引き起こすが、その変転はすべて馴染み深いものであり、誰に対しても平等に配分されていることを説く。

§8.6.1Ἡ τῶν ὅλων φύσις τοῦτο ἔργον ἔχει, τὰ ὧδε ὄντα ἐκεῖ μετατιθέναι, μεταβάλλειν, αἴρειν ἔνθεν καὶ ἐκεῖ φέρειν.
宇宙の本性は、ここにあるものをあちらへ移し、変化させ、ここから取り上げてあちらへ運ぶという、この働きを有している。
πάντα τροπαί, οὐχ ὥστε φοβηθῆναι, μή τι καινόν·
すべては変転であり、何か新しいことがあるのではないかと恐れるようなものではない。
πάντα συνήθη·
すべては慣れ親しんだものである。
ἀλλὰ καὶ ἴσαι αἱ ἀπονεμήσεις.
しかし、その配分もまた等しい。

語釈・文法注

  1. §8.6.1τοῦτο — 指示代名詞 τοῦτο は、その後に続く一連の不定詞句(μετατιθέναι, μεταβάλλειν, αἴρειν, φέρειν)の内容を同格として先取りしている。
  2. §8.6.1οὐχ ὥστε φοβηθῆναι, μή τι καινόν — ὥστε + 不定詞(φοβηθῆναι)は性質や結果を表し、「恐れるようなものではない」の意。μή τι καινόν は、恐れを表す動詞の後に続く懸念の節で、コピュラ(ᾖ など)が省略されており、「何か新しいことがあるのではないか」という恐れの内容を指す。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §8.6.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:8.6.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。