Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §8.3.1

征服者の隷属と哲学者の自足的自由の対比

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要旨

アレクサンドロスなどの征服者たちと、ディオゲネスなどの哲学者たちを対比し、外界に煩わされず自己に一貫していた哲学者たちの精神の優位を語る。

§8.3.1Ἀλέξανδρος δὲ καὶ Γάιος καὶ Πομπήιος τί πρὸς Διογένη καὶ Ἡράκλειτον καὶ Σωκράτην;
アレクサンドロスやガイウス、ポンペイウスが、ディオゲネス、ヘラクレイトス、ソクラテスに比して何になろう。
οἱ μὲν γὰρ εἶδον τὰ πράγματα καὶ τὰς αἰτίας καὶ τὰς ὕλας καὶ τὰ ἡγεμονικὰ ἦν αὐτῶν ταὐτά, ἐκεῖ δὲ ὅσων πρόνοια καὶ δουλεία πόσων.
後者は事物の本質と原因、そして質料を見抜き、彼らの支配中枢は自己に一貫していた。 しかし前者においては、どれほど多くのことへの気遣いがあり、どれほど多くのものへの隷属があったことだろう。

語釈・文法注

  1. 8.3.1οἱ μὲν ... ἐκεῖ δέ — 対比構造において、前者の `οἱ μὲν` は直前の名詞群(ディオゲネス、ヘラクレイトス、ソクラテス)を指し、後者の `ἐκεῖ δέ`(あちらでは)は遠くの名詞群(アレクサンドロス、ガイウス、ポンペイウス)の側を指す。一般的な「前者が〜、後者が〜」の順序とは逆になっている点に注意。
  2. 8.3.1ταὐτά — `τὰ αὐτά`(同一のもの)の縮約形。ここでは彼らの「支配中枢(hegemonika)」が「自己同一であった」、すなわち外界の状況に左右されず、常に理性的で一貫していたことを意味する。
  3. 8.3.1ὅσων πρόνοια καὶ δουλεία πόσων — 動詞 `ἦν` が省略された感嘆文。属格の `ὅσων` および `πόσων` は、名詞 `πρόνοια`(配慮・配慮の対象)および `δουλεία`(隷属)にかかる客観属格。征服者たちが多くの世俗的事務を気遣い、同時にそれらに縛られていた対照的な境遇を描写している。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §8.3.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:8.3.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。