Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §8.19.1

万物の固有の目的と快楽のために生きることの否定

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要旨

万物にはそれぞれ固有の目的があることを示し、人間が生まれた目的が単なる快楽であるはずがないと説く。

§8.19.1Ἕκαστον πρός τι γέγονεν, ἵππος, ἄμπελος.
各々のものは何かのために生まれている、馬も、葡萄の木も。
τί θαυμάζεις;
何を不思議に思うのか。
καὶ ὁ Ἥλιος ἐρεῖ·
太陽も言うだろう。
πρός τι ἔργου γέγονα, καὶ οἱ λοιποὶ θεοί.
「私はある仕事のために生まれたのだ」と。 そして他の神々も同様である。
σὺ οὖν πρὸς τί;
では、あなたは何のために生まれたのか。
τὸ ἥδεσθαι;
快楽のためか。
ἴδε εἰ ἀνέχεται ἡ ἔννοια.
そのような考えが許容されうるかどうか、よく見てみるがよい。

語釈・文法注

  1. 8.19.1πρός τι ἔργου — 属格 ἔργου は、前置詞 πρός の目的語である中性代名詞 τι にかかっており、「何らかの仕事のために」「特定の機能のために」という目的・役割を意味する。
  2. 8.19.1εἰ ἀνέχεται ἡ ἔννοια — 接続詞 εἰ は「〜かどうか」という間接疑問を導く。動詞 ἀνέχεται はここでは自動詞的、あるいは中動・受動相的に「(考えが)容認される、持ちこたえる」という意味で使われており、人間が快楽のために生まれたという考え(ἡ ἔννοια)が理性的に耐えうるものかどうかを問いかけている。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §8.19.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:8.19.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。