Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §7.74.1

他者を益することで自らも益を受けること

270 / 486 箇所 · ギリシア語

要旨

他者を益することは自然に即した活動であり、自分自身も益を受けることになるため、その活動を厭うべきではないと説く。

§7.74.1Οὐδεὶς κάμνει ὠφελούμενος, ὠφέλεια δὲ πρᾶξις κατὰ φύσιν·
誰も、益を受けることに疲れることはない。 そして、益することは自然に従った活動である。
μὴ οὖν κάμνε ὠφελούμενος, ἐν ᾧ ὠφελεῖς.
それゆえ、他者を益することによって自らも益を受けるときに、疲れてはならない。

語釈・文法注

  1. §7.74.1κάμνει ὠφελούμενος — 動詞 κάμνω は現在分詞を伴って「〜することに疲れる」「〜するのを嫌がる」という意味の補足的分詞構文をつくる。ここでは「益を受けることに倦む」の意。
  2. §7.74.1ἐν ᾧ ὠφελεῖς — 関係代名詞 ᾧ の先行詞は ὠφέλεια(益すること、益)に内包される「行為・活動(πρᾶξις)」であり、「あなたが(他者を)益する活動において」を意味する。能動の ὠφελεῖς と受動の ὠφελούμενος を対比させ、他者を益する行為そのものが自己の益でもあるというストア派の倫理観を示している。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §7.74.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:7.74.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。