Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §7.21.1

万物を忘れることと万物から忘れられる近さ

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要旨

万物を忘れることと、万物から忘れられることが、いずれも間近に迫っていることを語る。

§7.21.1Ἐγγὺς μὲν ἡ σὴ περὶ πάντων λήθη, ἐγγὺς δὲ ἡ πάντων περὶ σοῦ λήθη.
万物に対するあなたの忘却は近く、あなたに対する万物の忘却もまた近い。

語釈・文法注

  1. §7.21.1Ἐγγὺς — 場所や時間の近さを表す副詞 Ἐγγὺς が、繋辞(ἐστί もしくは将来を表す ἔσται)を伴わずに文頭で述語として用いられている。μὲν... δέ... によって二つの事実が並列・対比されている。
  2. §7.21.1ἡ σὴ περὶ πάντων λήθη — 後半の ἡ πάντων περὶ σοῦ λήθη と対称的な構造を持つ。前半では所有形容詞 σή が主体的関係(あなたが忘れること)を、前置詞句 περὶ πάντων が客観的関係(万物を)を表す。これに対し、後半では属格 πάντων が主体的関係(万物が忘れること)を、前置詞句 περὶ σοῦ が客観的関係(あなたを)を表しており、主客の緻密な対比がなされている。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §7.21.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:7.21.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。