Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §6.9.1

宇宙全体の自然による万物の成就

146 / 486 箇所 · ギリシア語

要旨

すべての事柄は、外部や内部に存する他の本性によるのではなく、宇宙全体の統一的な本性のみに従って実現されることを説く。

§6.9.1Κατὰ τὴν τῶν ὅλων φύσιν ἕκαστα περαίνεται·
個々の事柄は、全体の自然に従って成し遂げられる。
οὐ γὰρ κατ’ ἄλλην γέ τινα φύσιν ἤτοι ἔξωθεν περιέχουσαν ἢ ἐμπεριεχομένην ἔνδον ἢ ἔξω ἀπηρτημένην.
なぜなら、外から包み込んでいる、あるいは内に含まれている、あるいは外に切り離されているような、他のいかなる自然に従っても[成し遂げられるの]ではないからである。

語釈・文法注

  1. §6.9.1ἕκαστα περαίνεται — 中性複数主語 ἕκαστα に対して、単数動詞 περαίνεται が用いられている古典ギリシア語の標準的な構文。動詞 περαίνω(限る、完成する)の受動態現在で、「(個々の事柄が)成し遂げられる」「実現される」の意味。
  2. §6.9.1οὐ γὰρ κατ’ ἄλλην γέ τινα φύσιν — 後半の οὐ γάρ... 節では、前文の動詞(περαίνεται またはそれに類する表現)が省略されている。接続詞 γάρ(なぜなら)を伴い、「なぜなら(個々の事柄は)他のいかなる自然に従っても[成し遂げられるの]ではないからだ」という理由説明の構文として補って解釈する。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §6.9.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:6.9.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。