Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §6.53.1

他者の言葉への傾聴と相手の魂への共感

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要旨

他人の言葉に雑念を交えず深く注意を向け、できる限り相手の立場や魂に寄り添って理解することを勧める。

§6.53.1Ἔθισον σεαυτὸν πρὸς τῷ ὑφ’ ἑτέρου λεγομένῳ γίνεσθαι ἀπαρενθυμήτως καὶ ὡς οἷόν τε ἐν τῇ ψυχῇ τοῦ λέγοντος γίνου.
他人が言うことに脇目を振らずに注意を集中するよう自分を習慣づけ、できる限り、語る者の魂の中に入り込むようにせよ。

語釈・文法注

  1. §6.53.1πρὸς τῷ ὑφ’ ἑτέρου λεγομένῳ γίνεσθαι — 前置詞 `πρός` と与格の組み合わせは、ある対象に寄り添うことや没頭することを表す。ここでは自動詞 `γίνεσθαι` と共に用いられ、「他人の語ることに自分を密着させる(深く注意を向ける)ようになる」という状態・動作を表す。この不定詞句全体が、主動詞 `Ἔθισον`(習慣づけよ)の直接目的語 `σεαυτόν`(あなた自身を)に対する補語として機能している。
  2. §6.53.1ἀπαρενθυμήτως — 動詞 `παρενθυμέομαι`(脇見をする、余計なことを考える)の否定形容詞に由来する極めて稀な副詞で、「脇見をせずに、注意を散漫にせずに」を意味する。他人の言葉を聞く際、自分の側の先入観や雑念を差し挟まない、無私の傾聴の姿勢を指示している。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §6.53.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:6.53.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。