Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §6.33.1

本来の務めを果たす労苦と自然との一致

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要旨

手や足がそれぞれの務めを果たしている限り労苦が自然に反しないのと同様に、人間にとっても人間の務めを果たしている限り労苦は自然に反せず、したがって悪でもないと説く。

§6.33.1Οὐκ ἔστιν ὁ πόνος τῇ χειρὶ οὐδὲ τῷ ποδὶ παρὰ φύσιν, μέχρις ἂν ποιῇ ὁ ποῦς τὰ τοῦ ποδὸς καὶ ἡ χεὶρ τὰ τῆς χειρός.
手や足にとって、足が足としての務めを果たし、手が手としての務めを果たしている限りは、労苦は自然に反することではない。
οὕτως οὗν οὐδὲ ἀνθρώπῳ ὡς ἀνθρώπῳ παρὰ φύσιν ἐστὶν ὁ πόνος, μέχρις ἂν ποιῇ τὰ τοῦ ἀνθρώπου.
したがってそのように、人間が人間としての務めを果たしている限りは、人間としての人間にとっても労苦は自然に反することではない。
εἰ δὲ παρὰ φύσιν αὐτῷ οὐκ ἔστιν, οὐδὲ κακόν ἐστιν αὐτῷ.
そして、もしそれが彼にとって自然に反することでないならば、それは彼にとって悪でもない。

語釈・文法注

  1. §6.33.1μέχρις ἂν ποιῇ — μέχρι(ς) ἂν と接続法の組み合わせは、「〜する限りは」という時間的・条件的な限定を表す。ここでは、各部位や人間がそれぞれの本分・機能を果たしているという状況を制限条件として提示している。
  2. §6.33.1τὰ τοῦ ποδός — 冠詞の中性複数(τὰ)に属格(τοῦ ποδός, τῆς χειρός, τοῦ ἀνθρώπου)が続くことで、「〜に属すること」「〜の務め、機能」を意味する。文脈上、それぞれの器官や存在にふさわしい固有の活動を指している。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §6.33.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:6.33.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。