Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §6.19.1

人間に可能なことは自己にも達成可能という確信

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要旨

自分にとって困難なことを人間にとって不可能だと決めつけず、人間に可能で本性に適うことは自分にも達成可能であると考えるべきだと説く。

§6.19.1Μή, εἴ τι αὐτῷ σοὶ δυσκαταπόνητον, τοῦτο ἀνθρώπῳ ἀδύνατον ὑπολαμβάνειν, ἀλλ’ εἴ τι ἀνθρώπῳ δυνατὸν καὶ οἰκεῖον, τοῦτο καὶ σεαυτῷ ἐφικτὸν νόμιζε.
自分自身にとって何かを成し遂げることが困難だからといって、それを人間にとって不可能であると思い込んではならない。 むしろ、もし何か人間にとって可能であり、その本性に適したものであるならば、それを自分自身にとっても達成可能なものであると考えなさい。

語釈・文法注

  1. §6.19.1ὑπολαμβάνειν — 否定辞 μή とともに用いられ、命令の役割を果たす独立不定詞(命令的不定詞)。後半の命令法現在 2人称単数の νόμιζε と呼応している。
  2. §6.19.1δυσκαταπόνητον — 接頭辞 δυσ-(困難)と動詞 καταπονέω(労苦を重ねて克服する、成し遂げる)から派生した形容詞で、「(多大な努力を要するため)成し遂げがたい」の意。ここではコピュラ動詞 ἐστί が省略されている。
  3. §6.19.1οἰκεῖον — 「自身の」「固有の」を原義とし、ストア派の文脈では「(人間の理性的)本性に適した」「合致した」という意味で極めて重要な役割を果たす語。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §6.19.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:6.19.1

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。