Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §5.25.1

他者の過ちへの無関心と自己の自然への従順

126 / 486 箇所 · ギリシア語

要旨

他人の過ちはその人自身の問題であり、自分は共同の自然と自己の自然に従って今あるべき状態にあり、なすべきことを行うべきだと説く。

§5.25.1Ἄλλος ἁμαρτάνει τι εἰς ἐμέ;
誰かが私に対して何か過ちを犯すか。
ὄψεται·
それは彼が自分で始末をつけることだ。
ἰδίαν ἔχει διάθεσιν, ἰδίαν ἐνέργειαν.
彼には彼自身の心のあり方があり、彼自身の活動がある。
ἐγὼ νῦν ἔχω, ὅ με θέλει νῦν ἔχειν ἡ κοινὴ φύσις, καὶ πράσσω, ὅ με νῦν πράσσειν θέλει ἡ ἐμὴ φύσις.
私は今、共同の自然が今の私に持たせたいと望むものを持ち、私自身の自然が今の私に行わせたいと望むことを行う。

語釈・文法注

  1. §5.25.1ὄψεται — 異相(中間態)未来三人称単数形(ὁράω「見る」より)。ここでは「彼が自分でそれを見る(対処する)だろう」、すなわち「彼自身の責任である」「彼が自分で始末をつけるべきことだ」という慣用的な表現。
  2. §5.25.1ὅ με θέλει νῦν ἔχειν ἡ κοινὴ φύσις — 関係代名詞 ὅ は不定詞 ἔχειν の直接目的語。θέλω(望む)の目的語として、対格不定詞構文(主語 με、不定詞 ἔχειν)が使われており、主節の主語は ἡ κοινὴ φύσις。後半の ὅ με νῦν πράσσειν θέλει ἡ ἐμὴ φύσις も同様の構造である。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §5.25.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:5.25.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。