Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §2.6.1

魂への自省と他人に依存しない自己尊重

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要旨

著者は自らの魂に対して、自分を辱めることをやめて自らを尊重するよう、皮肉を交えた強い調子で警告し、他人の思惑ではなく自らの内面に幸福を置くべきだと説く。

§2.6.1Ὕβριζε, ὕβριζε σεαυτήν, ὦ ψυχή·
辱めよ、自分を辱めよ、おお我が魂よ。
τοῦ δὲ τιμῆσαι σεαυτὴν οὐκέτι καιρὸν ἕξεις·
自分を重んじる機会は、もはやお前にはないだろう。
εἷς γὰρ ὁ βίος ἑκάστῳ, οὗτος δέ σοι σχεδὸν διήνυσται, μὴ αἰδουμένῃ σεαυτήν, ἀλλ’ ἐν ταῖς ἄλλων ψυχαῖς τιθεμένῃ τὴν σὴν εὐμοιρίαν.
なぜなら、人生は誰にとってもただ一度きりであり、お前にとってその人生はほぼ終わりかけているのに、お前は自分を敬うことをせず、むしろ他人の魂の中に自分自身の幸福を置いているのだから。

語釈・文法注

  1. §2.6.1Ὕβριζε — 現在能動態命令法。ここでは真に自己を辱めることを命じているのではなく、自己反省を促すための強い皮肉(反語的表現)として用いられている。
  2. §2.6.1τοῦ δὲ τιμῆσαι — 属格冠詞を伴う不定詞で、後ろの名詞 καιρὸν(機会)に係る形容詞的用法。「自分自身を尊重するための(機会)」の意。
  3. §2.6.1μὴ αἰδουμένῃ ... τιθεμένῃ — いずれも女性単数与格の中動態分詞。前出の与格代名詞 σοι(お前に、お前にとって)と性・数・格が一致しており、「(自分を敬うことをせず、むしろ他人の魂の中に幸福を置いているような)お前にとって」という分詞の付帯状況あるいは理由を表す。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §2.6.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:2.6.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。