Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §12.20.1

無目的の回避と共同体の利益への志向

470 / 486 箇所 · ギリシア語

要旨

行動規範の二つの原則として、第一に無計画・無目的を避けること、第二にすべての行動を共同体の利益に向けることを説く。

§12.20.1Πρῶτον τὸ μὴ εἰκῇ μηδὲ ἄνευ ἀναφορᾶς.
第一に、あてどなく、また目的への関連づけなしに行動しないこと。
δεύτερον τὸ μὴ ἐπ’ ἄλλο τι ἢ ἐπὶ τὸ κοινωνικὸν τέλος τὴν ἀναγωγὴν ποιεῖσθαι.
第二に、共同体の目的以外の何ものにも自己の行動を方向づけないこと。

語釈・文法注

  1. §12.20.1τὸ μὴ εἰκῇ μηδὲ ἄνευ ἀναφορᾶς — 動詞が省略された冠詞付き副詞句。行為を表す不定詞(例えば πράσσειν 「行うこと」)が省略されていると考えられ、自己の行動指針を簡潔に示す名詞句となっている。ἀναφορά はここでは「行動を向け、関連づけるべき目的・基準」を意味する。
  2. §12.20.1τὴν ἀναγωγὴν ποιεῖσθαι — 名詞 ἀναγωγή((特定の目的への)方向づけ、関連づけ)と動詞 ποιεῖσθαι の組み合わせで、単一の動詞 ἀνάγειν(方向づける、関連づける)に相当する意味を表す。冠詞 τὸ が全体に係り、第一文の τὸ ... と同様に、決意を示す不定詞句を形成している。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §12.20.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:12.20.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。