Humanitext Reader

マルクス・アウレリウス · 自省録 §11.39.1

魂の健全さと争いの矛盾についてのソクラテスの問い

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要旨

ソクラテスが人々にどのような魂を望むかを問いかけ、すでに健全な理性的魂を持っていると言いながら争い続ける人々の矛盾を指摘する。

§11.39.1Ὁ Σωκράτης ἔλεγε·
ソクラテスはこう言っていた。
τί θέλετε;
「あなた方は何を望むのか。
λογικῶν ψυχὰς ἔχειν ἢ ἀλόγων;
理性的存在の魂を持つことか、それとも非理性的存在の魂か。
—λογικῶν.
」――「理性的存在のものです。
—τίνων λογικῶν;
」――「どのような理性的存在のか。
ὑγιῶν ἢ φαύλων;
健全なものか、それとも劣ったものか。
—ὑγιῶν.
」――「健全なものです。
—τί οὖν οὐ ζητεῖτε;
」――「では、なぜ求めないのか。
—ὅτι ἔχομεν.
」――「持っているからです。
—τί οὖν μάχεσθε καὶ διαφέρεσθε;
」――「では、なぜあなた方は闘い、反目し合っているのか。 」

語釈・文法注

  1. 11.39.1λογικῶν — 名詞化された形容詞の複数属格。直後の ἀλόγων(非理性的存在)との対比から、男性複数属格として「理性的存在(人間)の」と解し、ψυχὰς(魂)を修飾するものとする。あるいは、「理性的(な魂)」と形容詞的に解することも可能だが、対比される「非理性的存在」が人間以外の動物を指すことから、実体化された「理性的存在の」とする解釈がより自然である。
  2. 11.39.1ὅτι ἔχομεν — ὅτι は理由・原因を導く接続詞。動詞 ἔχομεν(1人称複数)の目的語は、文脈上、前問で合意された「健全な理性的存在の魂」が省略されたもの。人間は生まれながらにして理性的な魂を分け与えられているという、当時のストア派的な共通認識を反映している。

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マルクス・アウレリウス, 自省録 §11.39.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0562.tlg001.humanitext-grc2:11.39.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。