Humanitext Reader

ポリュビオス · 歴史 §27.12.1

トラキア王コテュスの人柄と資質

1084 / 1311 箇所 · ギリシア語

要旨

トラキア王コテュスの優れた容姿、軍事的能力、そしてトラキア人らしからぬ知的で温厚な人柄について記述している。

§27.12.1ὅτι ὁ Κότυς ἦν ἀνὴρ καὶ κατὰ τὴν ἐπιφάνειαν ἀξιόλογος καὶ πρὸς τὰς πολεμικὰς χρείας διαφέρων, ἔτι δὲ κατὰ τὴν ψυχὴν πάντα μᾶλλον ἢ Θρᾷξ·
コテュスは、容姿においても注目に値し、軍事的な任務においても優れており、さらに気性においてはトラキア人とはおよそかけ離れた人物であった。
καὶ γὰρ νήπτης ὑπῆρχε καὶ πρᾳότητα καὶ βάθος ὑπέφαινεν ἐλευθέριον.
実際、彼は酒を呑まない人物であり、自由人にふさわしい温厚さと深みを示していたのである。

語釈・文法注

  1. §27.12.1πάντα μᾶλλον ἢ — 「〜よりはむしろあらゆること」という意味の慣用表現で、強い否定(「決して〜ではない」「およそ〜とはかけ離れた」)を表す。ここでは、粗野で酒浸りというステレオタイプを持たれていたトラキア人の性質とは、コテュスが全く異なっていたことを強調している。
  2. §27.12.1ἐλευθέριον — 中性単数形容詞で、「自由人にふさわしい」「高貴な」の意。女性名詞 πρᾳότητα と中性名詞 βάθος の両方に係っている。形容詞が中性単数であるのは、最も近い中性名詞 βάθος の性と数に一致しているため、あるいは二つの名詞(温厚さと深み)を一体の抽象的概念(中性)として修飾しているためである。

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ポリュビオス, 歴史 §27.12.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:greekLit:tlg0543.tlg001.humanitext-grc2:27.12.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。