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七十人訳聖書 · ルツ記 §1.1-1.22

ナオミの喪失とルツを伴うベツレヘムへの帰還

1 / 4 箇所 · ギリシア語

要旨

飢饉のためモアブに移住したナオミの一家は、夫と二人の息子を亡くす。ナオミは故郷ベツレヘムに戻ることを決め、忠実な嫁ルツが彼女に同行する。

§1.1ΚΑΙ ἐγένετο ἐν τῷ κρίνειν τοὺς κριτὰς καὶ ἐγένετο λιμὸς ἐν τῆ γῆ·
そして、士師たちが治めていた時代に、その地に飢饉が起こった。
καὶ ἐπορεύθη ἀνὴρ ἀπὸ Βαιθλέεμ τῆς ᾿Ιούδα τοῦ παροικῆσαι ἐν ἀγρῷ Μωάβ, αὐτὸς καὶ ἡ γυνὴ αὐτοῦ καὶ οἱ υἱοὶ αὐτοῦ.
そして、ユダのベツレヘムから一人の男が、妻と二人の息子たちを連れて、モアブの地に寄留するために旅立った。
§1.2καὶ ὄνομα τῷ ἀνδρὶ ᾿Αβειμέλεχ, καὶ ὄνομα τοῖς δυσὶν υἱοῖς αὐτοῦ Μααλὼν καὶ ών, ᾿Εφραθαῖοι ἐκ Βαιθλέεμ τῆς Ἰούδα·
その男の名はアビメレク、その二人の息子の名はマアロンとオーンといい、ユダのベツレヘム出身のエフラタ人であった。
καὶ ἥλθοσαν εἰς ἀγρὸν καὶ ἦσαν ἐκεῖ.
彼らはモアブの地に来て、そこに留まった。
§1.3καὶ ἀπέθανεν ᾿Αβειμέλεχ ὁ ἀνὴρ τῆς Νωεμείν, καὶ κατελείφθη αὕτη καὶ οἱ δύο υἱοὶ αὐτῆς.
やがてナオミの夫アビメレクが亡くなり、彼女と二人の息子たちが残された。
§1.4καὶ ἐλάβοσαν ἑαυτοῖς γυναῖκας Μωαβείτιδας·
彼らはそれぞれモアブの女を妻に娶った。
ὄνομα τῇ μιᾷ ᾿Ορφά, καὶ ὄνομα τῇ δευτέρᾳ ῾Ρούθ·
一人の名はオルパ、もう一人の名はルツであった。
καὶ κατῴκησαν ἐκεῖ ὡς δέκα ἔτη.
彼らはそこに約十年の間暮らした。
§1.5καὶ ἀπέθανον καί γε ἀμφότεροι, Μααλὼν καὶ Χελαιών· καὶ κατελείφθη ἡ γυνὴ ἀπὸ τοῦ ἀνδρὸς αὐτῆς καὶ ἀπὸ τῶν δύο υἱῶν αὐτῆς.
やがてマアロンとキリオンの二人もまた亡くなり、その女は夫と二人の息子を失って一人残された。
§1.6Καὶ ἀνέστη αὕτη καὶ αἱ δύο νύμφαι αὐτῆς καὶ ἀπέστρεψαν ἐξ ἀγροῦ Μωάβ, ὅτι ἤκουσαν ἐν ἀγρῷ Μωὰβ ὅτι ᾿Επέσκεπται Κύριος τὸν λαὸν αὐτοῦ, δοῦναι αὐτοῖς ἄρτους.
そこで彼女は二人の嫁と共に立ち上がり、モアブの地から帰ることにした。 主がご自分の民を顧みて、彼らにパンを与えられたということをモアブの地で聞いたからである。
§1.7καὶ ἐξῆλθεν ἐκ τοῦ τόπου οὗ ἦν ἐκεῖ, καὶ αἱ δύο νύμφαι αὐτῆς μετ᾿ αὐτῆς·
彼女は自分がいたその場所から出発した。 二人の嫁も彼女と一緒であった。
καὶ ἐπορεύοντο ἐν τῇ ὁδῷ τοῦ ἐπιστρέψαι εἰς τὴν γῆν Ἰούδα.
彼女たちはユダの地へ戻るために道を歩んでいった。
§1.8καὶ εἶπεν Νωεμεὶν ταῖς νύμφαις αὐτῆς Πορεύεσθε δή, ἀποστράφητε ἑκάστη εἰς οἶκον μητρὸς αὐτῆς·
ナオミは二人の嫁たちに言った。 「さあ、行きなさい。 それぞれ自分の母親の家に帰りなさい。
ποιήσαι κύριος μεθ’ ὑμῶν ἔλεος, καθὼς ἐποιήσατε μετὰ τῶν τεθνηκότων καὶ μετ’ ἐμοῦ·
あなたがたが亡くなった者たちと私に対して示してくれたように、主があなたがたに慈しみを示してくださいますように。
§1.9δῴη κύριος ὑμῖν καὶ εὕροιτε ἀνάπαυσιν, ἑκάστη ἐν οἴκῳ ἀνδρὸς αὐτῆς.
主があなたがたに、それぞれ夫の家で安息を見いださせてくださいますように。
καὶ κατεφίλησεν αὐτάς·
」そして彼女は彼女たちに口づけした。
καὶ ἐπῆραν τὴν φωνὴν αὐτῶν καὶ ἔκλαυσαν.
彼女たちは声をあげて泣いた。
§1.10καὶ εἶπαν αὐτῇ Μετὰ σοῦ ἐπιστρέφομεν εἰς τὸν λαόν σου.
そして彼女たちは彼女に言った。 「いいえ、私たちはあなたと共にあなたの民のもとへ戻ります。
§1.11καὶ εἶπεν Νωεμείν ᾿Επιστράφητε δή, θυγατέρες μου·
」しかしナオミは言った。 「帰りなさい、私の娘たちよ。
καὶ ἵνα τί πορεύεσθε μετ’ ἑ μοῦ;
なぜ私と一緒に行くのですか。
μὴ ἔτι μοι υἱοὶ ἐν τῇ κοιλίᾳ μου, καὶ ἔσονται ὑμίν εἰς ἄνδρας;
私の胎に、まだあなたがたの夫となるような息子たちがいるとでもいうのですか。
§1.12ἐπιστράφητε δή, θυγατέρες μου, διότι γεγήρακα τοῦ μὴ εἶναι ἀνδρί·
帰りなさい、私の娘たちよ。 私は年老いて夫を持つことはできないのだから。
ὅτι εἶπα ὅτι ἔστιν μοι ὑπόστασις τοῦ γενηθῆναί με ἀνδρὶ καὶ τέξομαι υἱούς,
仮に、私に望みがあり、今夜夫を持って息子たちを産む、と言ったとしても、あなたがたは彼らが大きくなるまで待つつもりですか。
§1.13μὴ αὐτοὺς προσδέξεσθε ἕως οὗ ἁδρυνθῶσιν; ἢ αὐτοῖς κατασχεθήσεσθε τοῦ μὴ γενέσθαι ἀνδρί;
それとも、彼らのために夫を持たずに閉じこもっているつもりですか。
μὴ δὴ θυγατέρες μου, ὅτι ἐπικράνθη μοι ὑπὲρ ὑμᾶς, ὅτι ἐξῆλθεν ἐν ἐμοὶ χεὶρ Κυρίου.
それはいけません、私の娘たちよ。 主の御手が私に対して下されたために、私の苦しみはあなたがた以上に激しいのですから。
§1.14καὶ ἐπῆραν τὴν φωνὴν αὐτῶν καὶ ἔκλαυσαν ἔτι·
」彼女たちは再び声をあげて泣いた。
καὶ κατεφίλησεν Ορφὰ τὴν πενθερὰν αὐτῆς καὶ ἐπέστρεψεν εἰς τὸν λαὸν αὐτῆς, ῾Ροὺθ δὲ ἠκολούθησεν αὐτῇ.
そしてオルパは姑に口づけして自分の民のもとへと戻っていったが、ルツは彼女に従った。
§1.15καὶ εἶπεν Νωεμεὶν πρός ῾Ρούθ ἰδοὺ ἀνέστρεψεν σύννυμφός σου πρὸς λαὸν αὐτῆς καὶ πρὸς τοὺς θεοὺς αὐτῆς.
ナオミはルツに言った。 「見なさい、あなたの相嫁は自分の民と自分の神々のもとへ戻っていきました。
ἐπιστράφητι δὴ καὶ σὺ ὀπίσω τῆς συννύμφου σου.
あなたも相嫁の後を追って帰りなさい。
§1.16εἶπεν δὲ ῾Ρούθ Μὴ ἀπαντήσαι ἐμοὶ τοῦ καταλιπεῖν σε ἡ ἀποστρέψαι ὄπισθέν σου, ὅτι σὺ ὅπου ἐὰν πορευθῇς πορεύσομαι, καἰ οὗ ἐὰν αὐλισθῇς αὐλισθήσομαι.
」ルツは言った。 「あなたを去り、あなたから離れて引き返すよう私を説得しないでください。 あなたがどこへ行かれるにしても、私は行き、あなたがどこに宿られるにしても、私は宿ります。
ὁ λαός σου λαός μου, καὶ ὁ θεός σου θεός μου·
あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。
§1.17καὶ οὗ ἐὰν ἀποθάνῃς ἀποθανοῦμαι, κἀκεῖ ταφήσομαι.
あなたが亡くなるところで私も亡くなり、そこに葬られます。
τάδε ποιήσαι μοι Κύριος καὶ τάδε προσθείη, ὅτι θάνατος διαστελεῖ ἀνὰ μέσον ἐμοῦ καὶ σοῦ.
もし死以外の何かが私とあなたの間を隔てるなら、主が私に幾重にも災いを下されますように。
§1.18ἰδοῦσα δὲ Νωεμεὶν ὅτι κραταιοῦται αὐτὴ τοῦ πορεύεσθαι μετ’ αὐτῆς, ἐκόπασεν τοῦ λαλῆσαι πρὸς αὐτὴν ἔτι
」ナオミは、ルツが自分と共に行くことを固く決意しているのを見て、彼女にそれ以上語るのをやめた。
§1.19᾿Επορεύθησαν δὲ ἀμφότεραι ἕως τοῦ παραγενέσθαι αὐτὰς εἰς Βαιθλέεμ.
こうして二人はベツレヘムに到着するまで歩み続けた。
καὶ ἤχησεν πᾶσα ἡ πόλις ἐπ’ αὐτῆς, κοὶ εἶπον Αὕτη ἐστὶν Νωεμείν;
彼女たちがベツレヘムに到着すると、街中が彼女たちのことで騒ぎ立ち、女たちは言った。 「これがナオミなのですか。
§1.20καὶ εἶπεν πρὸς αὐτάς Μὴ δὴ καλεῖτέ με Νωεμείν, καλέσατέ με πικράν, ὅτι ἐπικράνθη ἐν ἐμοὶ ὁ ἱκανὸς σφόδρα.
」ナオミは彼女たちに言った。 「私のことをナオミと呼ぶのはやめて、ピクラと呼んでください。 全能者が私をひどく苦しめられたからです。
§1.21ἐγὼ πλήρης ἐπορεύθην, κοὶ κενὴν ἀπέστρεψέν με ὁ κύριος·
私は満ち足りて出て行きましたが、主は私を空手で帰されました。
καὶ ἵνα τί καλεῖτέ με Νωεμείν, καὶ ἐταπείνωσέν με, καὶ ὁ ἱκανὸς ἐκάκωσέν με,.
主が私を低くされ、全能者が私に災いをもたらされたのに、なぜ私のことをナオミと呼ぶのですか。
§1.22καὶ ἐπέ Νωεμεὶν καὶ ῾Ροὺθ ἡ Μωαβεῖτις ἡ νύμφη αὐτῆς ἐπιστρέφουσα ἀγροῦ Μωάβ·
」このようにしてナオミは、モアブの地から帰ってきたその嫁であるモアブの女ルツと共に戻った。
αὗται δὲ παρεγενήθησαν εἰς Βαιθλέεμ ἐν ἁρχῇ θερισμοῦ κριθῶν.
彼女たちがベツレヘムに到着したのは、大麦の刈り入れが始まる頃であった。

語釈・文法注

  1. §1.1τοῦ παροικῆσαι — 不定詞に冠詞の属格 τοῦ が付されたこの形は、目的(「〜するために」)を表す。ヘブライ語の不定詞構成句の直訳に由来する表現である。
  2. ¦2¦καὶ ών — 写本上の誤脱と考えられ、本来は καὶ Χελαιών(「そしてキリオン」)であるべき箇所が、後半の ών のみ残ったもの。翻訳ではこの脱落を考慮しつつも、原文のテキストに従って「オーン」とし、第5節の Χελαιών(キリオン)との違いに注意を促す。
  3. ¦13¦τοῦ μὴ εἶναι ἀνδρί — 前置詞なしで τοῦ + 否定の μή + 不定詞が用いられ、結果として「夫を持つことができないほど(年老いた)」を意味する。
  4. §1.13ἐπικράνθη μοι ὑπὲρ ὑμᾶς — 受動態動詞 ἐπικράνθη (苦しめられた、苦しくなった)に関与の与格 μοι(私にとって)と、比較を表す前置詞句 ὑπὲρ ὑμᾶς(あなたがた以上に)が結合している。「私にとってあなたがた以上に苦しい」という主観的な苦痛の程度を示す。
  5. ¦17¦Μὴ ἀπαντήσαι ἐμοὶ τοῦ καταλιπεῖν σε — 希求法 ἀπαντήσαι(立ち向かう、妨げる)と、その目的または対象を表す属格不定詞 τοῦ καταλιπεῖν(去ること)の組み合わせ。「あなたが私を去るよう強いることがないように」を意味し、ヘブライ語の「私に強く勧めないでください」という表現の逐語訳的な反映である。
  6. ¦22¦καὶ ἐπέ — 本文の ἐπέ は動詞 ἐπέστρεψεν(戻った)の書写途中の省略または誤脱である。文脈上、この語は「戻った」と補って解釈せざるを得ない。

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。