§2.17.1μετὰ δὲ ταῦτα σκεπτέον ἂν εἴη πῶς δεῖ φίλῳ χρῆσθαι.
この後に、友人をどのようにあつかうべきかを吟味すべきであろう。
ἔστι δʼ οὐκ ἐν ἁπάσῃ φιλίᾳ ἡ ακέψις, ἀλλʼ ἐν μάλιστα ἐγκαλοῦσιν ἀλλήλοις οἱ φίλοι.
しかし、この吟味はすべての友愛において求められるのではなく、友人たちが互いに最も強く不満を申し立てる友愛において求められる。
οὐκ ἐγκαλοῦοι δὲ ἐν ταῖς ἄλλαις ὁμοίως, οἷον ἐν τῇ πατρὸς πρὸς υἱὸν οὐκ ἔστιν ἔγκλημα τοιοὕτον οἷον ἀξιοῦσιν ἐν ἐνίαες, ὥσπιρ ἐγὼ σοί, οὕτως καὶ σὺ ἐμοί, εἰ δὲ μή, ἐνταῦθα τὸ σφοδρὸν ἔγκλημα·
そして彼らは他の友愛においては同様には非難し合わない。 たとえば、父親の息子に対する友愛においては、ある種の友愛において「私があなたに対してそうであるように、あなたも私に対してそうあるべきだ。 もしそうでないなら[不満が生じる]」と要求するような非難は存在しない。 そのような場合にこそ、激しい非難が生じるのである。
§2.17.2ἐν δὲ ἀνίσοις φίλοις οὐκ ἔστι τὸ ἴσον, ἔστι δὲ ἡ πααπτρὸς πρὸς υῖὸν φιλία ἐν ἀνίσῳ, ὁμοίως ἡ γυναικὸς πρὸς ἄνδρα ἢ οἰκέτου πρὸς δεσπότην, καὶ ὅλως δὲ χείρονος καὶ βελτίονος.
対等でない友人たちの間には対等さは存在しない。 そして、父親の息子に対する友愛は対等でない関係にあり、同様に妻の夫に対する友愛、あるいは召使の主人に対する友愛、そして総じて劣った者と優れた者の友愛もそうである。
οὐχ ἕξουσιν δὴ τὰ τοιαῦτα ἐγκλήμεπτα.
したがって、このような関係においては、その種の非難が生じることはない。
ἀλλʼ ἐν τοῖς ἴσοις φίλοις καὶ ἐν τῇ 〈τοι〉αύτῃ φιλίᾳ τὸ τοιοῦτον ἔγκλημα.
むしろ、対等な友人たちの間、すなわちそのような友愛においてこそ、その種の非難が生じる。
ὥστε σκεπτέον ἂν εἴη τὸ πῶς δεῖ χρῆσθαι φίλῳ ἐν τῇ ἐν ἴσοις φίλοις φιλίᾳ. **.
したがって、対等な友人たちの間の友愛において、どのように友人とつきあうべきかを吟味すべきであろう。