§3.15.1τὸν μὲν δὴ παῖδα εὗρον αὐτοῦ οἱ μετιόντες οὐκέτι περιεόντα ἀλλὰ πρῶτον κατακοπέντα, αὐτὸν δὲ Ψαμμήνιτον ἀναστήσαντες ἦγον παρὰ Καμβύσεα·
彼の息子を迎えに行った者たちは、彼がもはや生存しておらず、真っ先に切り殺されていたのを見出したが、プサメニトス自身については立ち上がらせてカンビュセスの元へと連行した。
§3.15.2ἔνθα τοῦ λοιποῦ διαιτᾶτο ἔχων οὐδὲν βίαιον.
そこにおいて、彼は以後、何ら乱暴な扱いを受けることなく暮らした。
εἰ δὲ καὶ ἠπιστήθη μὴ πολυπρηγμονέειν, ἀπέλαβε ἂν Αἴγυπτον ὥστε ἐπιτροπεύειν αὐτῆς, ἐπεὶ τιμᾶν ἐώθασι Πέρσαι τῶν βασιλέων τοὺς παῖδας·
もし彼が余計な企てをしないように心得ていたならば、彼はエジプトを取り戻してその総督となっていただろう。 というのも、ペルシア人は王たちの子を尊重するのが常だからである。
τῶν, εἰ καὶ σφέων ἀποστέωσι, ὅμως τοῖσί γε παισὶ αὐτῶν ἀποδιδοῦσι τὴν ἀρχήν.
たとえ王たち自身が彼らから離反したとしても、それでもその子供たちには支配権を返還するのである。
§3.15.3πολλοῖσι μέν νυν καὶ ἄλλοισι ἐστὶ σταθμώσασθαι ὅτι τοῦτο οὕτω νενομίκασι ποιέειν, ἐν δὲ καὶ τῷ τε Ἰνάρω παιδὶ Θαννύρᾳ, ὃς ἀπέλαβε τήν οἱ ὁ πατὴρ εἶχε ἀρχήν, καὶ τῷ Ἀμυρταίου Παυσίρι·
彼らがこのように行うことを慣習としていることは、他の多くの事例によっても推測することができるが、とりわけ、父の持っていた支配権を取り戻したイナロスの子タニュラスにおいて、またアミュルタイオスの子パウシリスにおいてもそうである。
καὶ γὰρ οὗτος ἀπέλαβε τὴν τοῦ πατρὸς ἀρχήν.
というのも、このパウシリスも父の支配権を取り戻したからである。
καίτοι Ἰνάρω γε καὶ Ἀμυρταίου οὐδαμοί κω Πέρσας κακὰ πλέω ἐργάσαντο.
しかしながら、イナロスやアミュルタイオスほど、ペルシア人に多くの害悪をもたらした者はかつていなかった。
§3.15.4νῦν δὲ μηχανώμενος κακὰ ὁ Ψαμμήνιτος ἔλαβε τὸν μισθόν·
しかし今回、プサメニトスは悪事を企んでその報いを受けた。
ἀπιστὰς γὰρ Αἰγυπτίους ἥλω·
彼はエジプト人を離反させようとしているところを暴かれたからである。
ἐπείτε δὲ ἐπάιστος ἐγένετο ὑπὸ Καμβύσεω, αἷμα ταύρου πιὼν ἀπέθανε παραχρῆμα.
カンビュセスにその企みを知られると、彼は牡牛の血を飲んでただちに死んだ。
οὕτω δὴ οὗτος ἐτελεύτησε.
このようにして、この男は最期を遂げた。