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義母

§426-486

パムピルスの苦悩と妻の引き取りの拒否

パンピルスはパルメノーを使いに出して遠ざけ、出産を隠すことと親への義務の間で苦悩する。その後、父ラーケースと義父フィディップスが現れると、パンピルスは母への義務を優先することを理由に、妻を引き取ることを拒む。

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426

​Olim quidem te causae impellebant leves

パルメノー:ソシアよ、お前が今やろうと脅していること(=逃亡)をさせるために、かつてはお前を駆り立てる軽い理由があったものだがな。

​Quod nunc minitare facere ut faceres,1 Sosia.

(前文に続く)

​Sed Pamphilum ipsum video stare ante ostium.

だが、パンピルス様ご自身が戸口の前に立っておられるのが見える。

​Ite intro: ego hunc adibo si quid me velit.

お前たちは中に入りなさい。私は、ご主人様が私に何か用があるか、近づいてみよう。

430

​Here, etiam tu hic stas?

だんな様、まだここに立っておられるのですか?

​Et quidem te exspecto.

パンピルス:ああ、実はお前を待っていたのだ。

​Quid est?

パルメノー:何でしょうか?

​In arcem transcurso opus est.

パンピルス:アクロポリス(城塞)までちょっと走ってきてもらう必要がある。

​Cui homini?

パルメノー:誰がですか?

​Tibi.

パンピルス:お前だ。

​In arcem? quid eo?

パルメノー:アクロポリスにですか?なぜそこへ?

​Callidemidem hospitem

パンピルス:ミコノス島からの客人のカッリデーミデースに会ってきてくれ。

​Myconium, qui mecum una advectus est, conveni.

私と一緒にやってきた男だ。

​Perii! vovisse hunc dicam, si salvus domum

パルメノー:弱ったな!もし無事に家に帰れたら、私を歩き回らせて疲れ死なせようと、

435

​Redisset unquam, ut me ambulando rumperet.2

この方が神に誓いを立てたのだと言いたいくらいだ。

​Quid cessas?

パンピルス:何をぐずぐずしている?

​Quid vis dicam? an conveniam modo?

パルメノー:何と言えばいいのですか?それとも、ただ会うだけでいいのですか?

​Immo, quod constitui me hodie conventurum eum

パンピルス:いや、今日彼に会うと約束していたが、会うことができなくなったと。

​Non posse; ne me frustra illic exspectet: vola.

彼がそこで無駄に私を待つことがないように。飛んでいけ。

​At non novi hominis faciem.

パルメノー:でも、その人の顔を知りません。

​At faciam ut noveris.

パンピルス:では、お前に分かるようにしてやろう。

440

​Magnus, rubicundus, crispus, crassus, caesius,

背が高く、赤ら顔で、縮れ毛で、太っていて、青い目をしていて、

​Cadaverosa facie.

死人のような顔をしている。

​Di illum perduint.

パルメノー:神々があいつを滅ぼしてしまえばいいのに。

​Quid si non veniet? maneamne usque ad vesperum?

もし彼が来なかったら?夕方まで待つべきですか?

​Maneto: curre.

パンピルス:待っていなさい。走れ。

​Non queo; ita defessus sum.

パルメノー:走れません、とても疲れています。

​Ille abiit: quid agam infelix? prorsus nescio

パンピルス:あいつは行った。哀れな私はどうすればいいのだろう?ミュッリナが私に懇願したこと、

445

​Quo pacto hoc celem quod me oravit Myrrhina,

すなわち彼女の娘の出産を、どうやって隠せばよいのか、まったく分からない。

​Suae gnatae partum; nam me miseret mulieris.

というのも、私はあの女性が気の毒でならないのだ。

​Quod potero faciam, tamen ut pietatem colam;3

できる限りのことはしよう、それでも(親への)義務を尽くすように。

​Nam me parenti potius quam amori obsequi

というのも、私は愛よりも親に従うべきだからだ。

​Oportet. Atat eccum Phidippum et patrem

おっと、見ろ、フィディップスと父親が見える。

450

​Video: horsum pergunt. Quid dicam hisce incertus sum.

こちらに向かって歩いてくる。この二人に何と言えばいいのか、私には分からない。

​Dixtin dudum illam dixisse se exspectare filium?

ラーケース:お前はさっき、あの子が私の息子を待っていると言ったと言わなかったか?

​Factum.

フィディップス:確かに言いました。

​Venisse aiunt: redeat.

ラーケース:息子が帰ってきたそうだ。あの子を戻らせなさい。

​Quam causam dicam patri

パンピルス:なぜ妻を引き取らないのか、父にどんな言い訳をすればよいのか分からない。

​Quamobrem non reducam nescio.

(前文に続く)

​Quem ego hic audivi loqui?

ラーケース:私がここで誰の声を聞いたのだ?

​Certum offirmare est viam me quam decrevi persequi.

パンピルス:私が決意した道を貫き通すことは確実だ。

455

​Ipsus est de quo hic agebam tecum.

ラーケース:お前と話していた張本人があそこにいるぞ。

​Salve, mi pater.

パンピルス:お父さん、お健やかで。

​Gnate mi, salve.

ラーケース:息子よ、お前もな。

​Bene factum te advenisse, Pamphile;

フィディップス:よくぞ帰ってきた、パンピルス。

​Atque adeo, quod maximum est, salvum atque validum.

それに何よりも、無事で健康であることは何よりだ。

​Creditur.

パンピルス:そう信じられています。

​Advenis modo?

ラーケース:今着いたばかりか?

​Admodum.

パンピルス:その通りです。

​Cedo, quid reliquit Phania

ラーケース:教えてくれ、私たちのいとこのパーニアは何を遺したのだ?

​Consobrinus noster?

パンピルス:本当に、彼は生きている間、快楽に従う人でした。

​Sane hercle homo voluptati obsequens

(前文に続く)

460

​Fuit dum vixit; et qui sic sunt haud multum heredem iuvant:

そういう人々は相続人をあまり助けません。

​Sibi vero hanc laudem relinquunt: "Vixit, dum vixit, bene."

彼らは自分自身のためにこのような称賛を遺すだけです。「生きている間、彼はよく生きた」と。

​Tum tu igitur nihil attulisti huc plus una sententia?

ラーケース:ではお前は、一つの格言以外には何もここに持って帰らなかったのだな?

​Quicquid est id quod reliquit profuit.

パンピルス:彼が遺したものは、何であれ有益でした。

​Immo obfuit;

ラーケース:いや、むしろ害になった。

​Nam illum vivum et salvum vellem.

というのも、彼が生きていて無事であってくれた方がよかったからだ。

​Impune optare istuc licet:

パンピルス:そう願うのはタダ(害なし)ですからね。

465

​Ille reviviscet iam nunquam; et tamen utrum malis scio.

彼はもう二度と生き返りません。しかし、あなたがどちらを望んでいるかは分かっています。

​Heri Philumenam ad se arcessi hic iussit: dic iussisse te.

ラーケース:昨日、この男がピルーメナを自分の家に引き取らせるよう命じた。お前が命じたと言ってくれ。

​Noli fodere: iussi.

フィディップス:つつくのはやめてください。私が命じました。

​Sed eam iam remittet.

ラーケース:だが、彼は今すぐに彼女を戻すだろう。

​Scilicet.

フィディップス:もちろんです。

​Omnem rem scio ut sit gesta: adveniens audivi omnia.

パンピルス:私は事の顛末をすべて知っています。到着したときにすべて聞きました。

​At istos invidos Di perdant qui haec libenter nuntiant.

ラーケース:それにしても、こういうことを喜んで知らせるあの妬み深い連中を、神々が滅ぼしてくださればよいのに。

470

​Ego me scio cavisse ne ulla merito contumelia

パンピルス:私は、あなたがたから何かしら当然の非難を受けることがないよう、自分が用心していたことを知っています。

​Fieri a vobis posset: idque si nunc memorare hic velim,

そして、私が彼女に対してどれほど誠実で、親切で、寛大であったかを、今ここで言及しようと思えば、

​Quam fideli animo et benigno in illam et clementi fui,

本当に言うことができます。ただ、私としては、あなたが彼女自身からこのことを聞き知ることをより望んでいるのです。

​Vere possum; ni te ex ipsa haec magis velim resciscere;4

(前文に続く)

​Namque eo pacto maxime apud te meo erit ingenio fides,

なぜなら、その方が、現在私に対して不当である彼女自身が、私のことについて公正に語るとき、

475

​Quum illa quae nunc in me iniqua est aequa de me dixerit:

私の人柄に対するあなたの信頼が最も大きくなるからです。

​Neque mea culpa hoc discidium evenisse, id testor Deos.

そして、この別離が私の落ち度で生じたのではないことを、神々に誓います。

​Sed quando sese esse indignam deputat matri meae

しかし、彼女が、私の母に譲歩し、母の気性を自分の謙虚さによって耐えるには自分はふさわしくないと考えており、

​Quae concedat, cuiusque mores toleret sua modestia,

(前文に続く)

​Neque alio pacto componi potest inter eas gratia,

また彼女たちの間で他の方法では和解が成り立たない以上、

480

​Segreganda aut mater a me est, Phidippe, aut Philumena:

フィディップス殿、私の母かピルーメナのどちらかを私から引き離さねばなりません。

​Nunc me pietas matris potius commodum suadet sequi.

今、私にとっては母への義務が、むしろ母の便宜に従うよう私に勧めます。

​Pamphile, haud invito ad aures sermo mihi accessit tuus,

ラーケース:パンピルスよ、お前の言葉は私にとって決して不快なものではない。

​Quum te postputasse omnes res prae parente intelligo.

お前が親を前にしてすべてのことを後回しにしたのだと理解したからだ。

​Verum vide ne impulsus ita prave insistas, Pamphile.

しかし、パンピルスよ、感情に流されてそのように間違った道に固執することがないよう、気をつけなさい。

485

​Quibus iris impulsus nunc in illam iniquus siem?

パンピルス:私はどのような怒りに流されて、今彼女に対して不当になれるというのですか?

​Quae nunquam quicquam erga me commerita est, pater,

彼女は私に対して何一つとして過ちを犯したことはないのですよ、お父さん。

構文注4 件
  1. 427quod nunc minitare facere ut faceres

    ut faceres は主動詞 impellebant(駆り立てていた)が導く目的節(接続法未完了)である。その節の中にある不定詞 facere の目的語が、関係代名詞 quod で先行詞を含み、「今お前が(逃亡を)すると脅していること」を意味する。

  2. 434vovisse hunc dicam ... ut me ambulando rumperet

    間接話法の不定詞 vovisse の意味上の主語は hunc(パンピルス)であり、ut 節(接続法未完了 rumperet)は誓いの内容を表す目的節である。動名詞の奪格 ambulando は手段を表し、「歩き回らせることによって私を疲れ死なせる(破裂させる)こと」を意味する。

  3. 447tamen ut pietatem colam

    tamen ut(接続法現在 colam)は、前の faciam(私は隠すよう努めるだろう)にかかり、「それでもなお(親への)義務を尊ぶ形で」という制限や目的、あるいは様態を表す。パンピルスが妻の母との約束を守りつつも、親への義務(pietas)を損なわない妥協点を探る葛藤を表している。

  4. 471idque si nunc memorare hic velim ... vere possum; ni te ex ipsa haec magis velim resciscere

    接続法現在 velim(条件節)と直説法現在 possum(帰結節)からなる混合条件文。現在において「〜しようと思えば、実際に〜できる」という能力を possum で事実として断定している。さらに ni(nisi)以下の節が「ただし、私は〜の方をより望むのでなければ」という否定の制限条件を加えている。

翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)・修正履歴(1 件・最終 2026-09-22)
  • 2026-09-22 AI校閲 — 原文 1 件
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