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義母

§260-309

ソストラタの嘆きと帰国したパムピルスの苦悩

フィディップスが、ピルメナはパンピルスの不在のために帰宅を拒んでいるのだと説明し、ラケースと共に去る。一人残されたソストラタが世間の姑への偏見を嘆く中、帰国したパンピルスが登場し、愛にまつわる自らの悲運と、母と妻の間の不和に苦悩する。

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260

​Quem1 ego intellexi illam haud minus quam se ipsum magnificare.

「私が、彼があの娘を自分自身に劣らず大切にしていると知っている(その息子のためだ)。」

​Neque adeo clam me est2 quam esse eum graviter laturum credam,

「また、もし彼がこのことを知ったなら、どれほどひどく悲しむか、私にわからないわけではない。」

​Hoc si rescierit: eo domum studeo haec prius quam ille ut redeat.

「もしこのことを彼が知ってしまったなら。だから私は、彼より前に彼女が家に帰ることを望んでいるのだ。」

​Laches, et diligentiam vestram et benignitatem

「ラケース、私はあなた方の熱心さも親切さも」

​Novi; et quae dicis omnia esse ut dicis animum induco:

「知っています。そして、あなたが言うことはすべてその通りだと信じることにします。」

265

​Et te hoc mihi cupio credere: illam ad vos redire studeo,

「そして、あなたにこのことを信じてほしいのです。私は彼女があなた方のところへ戻ることを望んでいます、」

​Si facere possim ullo modo.

「もし私が何らかの方法でそうさせることができるなら。」

​Quae res te id facere prohibet?

「何が原因で、あなたはそうさせられないのですか?」

​Eho, numquidnam accusat virum?

「おや、夫を何か非難しているのですか?」

​Minime; nam postquam attendi

「いいえ、全く。というのも、私がより注意を払い、」

​Magis, et vi coepi cogere ut rediret, sancte adiurat

「力ずくで戻るように説得し始めたところ、彼女は厳かに誓うのです、」

​Non posse apud vos Pamphilo se absente perdurare.

「パンピルスがいない間は、あなた方の家で耐え続けることはできないと。」

270

​Aliud fortasse alii viti est: ego sum animo leni natus:

「人それぞれ、異なる欠点があるのでしょう。私は生まれつき優しい性格なのです。」

​Non possum adversari meis.

「身内の者に逆らうことができないのです。」

​Hem, Sostrata!

「おい、ソストラタ!」

​Heu me miseram!

「ああ、悲しい私!」

​Certumne est istuc?

「それは確かなことなのですか?」

​Nunc quidem ut videtur: sed numquid vis?

「今のところは、そのように思われます。ほかに何かご用はありますか?」

​Nam est quod me transire ad forum iam oporteat.

「今、広場へ立ち寄らねばならない用事がありますので。」

​Eo tecum una.

「私もあなたと一緒に行きましょう。」

​Edepol ne nos sumus inique aeque omnes invisae viris,

「ポルクスにかけて、本当に私たち女は皆、夫たちから不当にも一様に憎まれています、」

275

​Propter paucas, quae omnes faciunt dignae ut videamur malo.

「ごく一部の女たちのせいで。彼女たちのせいで、私たち全員が悪罰に値するように見えてしまうのです。」

​Nam, ita me Di ament, quod me accusat nunc vir sum extra noxiam.

「神々が私を愛してくださるように、夫が今私を非難している事柄について、私は全くの無実です。」

​Sed non facile est expurgatu;3 ita animum induxerunt socrus

「しかし、釈明するのは容易ではありません。彼らは姑というものは」

​Omnes esse iniquas: haud pol me quidem; nam nunquam secus

「皆、不当なものだと思い込んでいるのです。ポルクスにかけて、決して私自身はそうではありません。私はあの子を」

​Habui illam ac si ex me esset nata: nec qui hoc mihi eveniat scio;

「自分の産んだ娘と少しも変わらぬように扱ってきました。なぜこのようなことが私に起こるのかわかりません。」

280

​Nisi pol filium multimodis iam exspecto ut redeat domum.

「ただただ、ポルクスにかけて、今は息子が早く家に帰ってきてくれることを切に望むばかりです。」

​Nemini ego plura acerba credo esse ex amore homini unquam oblata

「愛のせいで、これほど多くの苦痛を与えられた者は、かつて誰もいなかったと私は信じる。」

​Quam mihi. Heu me infelicem, hancine ego vitam parsi perdere?4

「ああ、不幸な私よ、私はこの命を失うのを惜しんだというのか?」

​Hacine causa ego eram tantopere cupidus redeundi domum,

「このために、私はあれほど熱烈に家に帰ることを望んでいたというのか。」

​Cui quanto fuerat praestabilius ubivis gentium agere aetatem

「世界中のどこで一生を過ごす方が、どれほど優れていただろうか、」

285

​Quam huc redire, atque haec ita esse miserum me resciscere.

「ここに戻ってきて、悲惨な私が、このような事態であることを知るよりも。」

​Nam nos omnes, quibus est alicunde aliquis obiectus labos,

「なぜなら、どこかから何らかの労苦を突きつけられた私たち全員にとって、」

​Omne quod est interea tempus prius quam id rescitum est lucro est.

「それが知られるまでの間に流れる時間はすべて、得となるからだ。」

​At sic citius qui5 te expedias his aerumnis reperies.

「しかし、こうしている方が、これらの苦難からどのように自分を解放すべきか、より早く見出せるでしょう。」

​Si non redisses, hae irae factae essent multo ampliores;

「もしあなたが戻っていなかったなら、これらの怒りははるかに大きくなっていたでしょう。」

290

​Sed nunc adventum tuum ambas, Pamphile, scio reverituras.

「しかし今や、パンピルス、あなたの帰還を、あの二人の女性も重んじるであろうことを私は知っています。」

​Rem cognosces; iram expedies; rursum in gratiam restitues.

「事情を把握し、怒りを鎮め、再び和解させるのです。」

​Levia sunt haec quae tu pergravia esse in animum induxti tuum.

「あなたが自分の心の中で極めて重大だと思い込んでいるこれらのことは、些細なことなのです。」

​Quid consolare me? an quisquam usquam gentium est aeque miser?

「なぜお前は私を慰めるのだ?この世に私と同じほど惨めな者が一人でもいるだろうか?」

​Prius quam hanc uxorem duxi habebam alibi animum amori deditum:

「この妻を娶る前、私は他の場所に愛を捧げていた。」

295

​Iam in hac re, ut taceam, cuivis facile scitu est quam fuerim miser:

「今のこの状況において、私がどれほど惨めであったかは、言わずとも誰にとっても容易に察しがつく。」

​Tamen nunquam ausus sum recusare eam quam mihi obtrudit pater.

「それでも私は、父が私に押し付けたあの娘を拒む勇気は決してなかった。」

​Vix me illinc abstraxi, atque impeditum in ea expedivi animum meum,

「私はあちらからようやくの思いで身を引き、彼女に囚われていた心を解放した。」

​Vixque huc contuleram; hem, nova res orta est porro ab hac quae me abstrahat.

「そしてこちらへようやく心を向けたというのに、ああ、今度はこの妻の側から私を引き離そうとする新たな事態が起こったのだ。」

​Tum matrem ex ea re me aut uxorem in culpa inventurum arbitror;

「その上、この事態において、私は母か妻のどちらかに非があると知ることになると思っている。」

300

​Quod ita quum esse invenero, quid restat nisi porro ut fiam miser?

「それが事実だと知ったとき、これから先、私が惨めになること以外に何が残されているというのか?」

​Nam matris ferre iniurias me, Parmeno, pietas iubet.

「なぜなら、パルメノー、母からの不条理に耐えることを、孝心が私に命じるからだ。」

​Tum uxori obnoxius sum; ita olim suo me ingenio pertulit;

「他方で、私は妻に恩義がある。かつて彼女は、その穏やかな気性で私を辛抱強く受け入れてくれた。」

​Tot meas iniurias quae nunquam in ullo patefecit loco.

「私の度重なる不実を、彼女はどの場所でも決して口外しなかった。」

​Sed magnum nescio quid necesse est evenisse, Parmeno,

「しかし、パルメノー、何か大きなことが起こったに違いないのだ、」

305

​Unde ira inter eas intercessit quae tam permansit diu.

「彼女たちの間に、これほど長く続く怒りが生じたからには。」

​Haud quidem hercle parvum, si vis vero veram rationem exsequi.

「ヘラクレスにかけて、決して小さなことではありません、もしあなたが本当に真実の理由を追究したいのであれば。」

​Non maximas quae maximae sunt interdum irae iniurias6

「時には、最も大きな怒りが、最も大きな不正によって引き起こされるとは限りません。」

​Faciunt; nam saepe est quibus in rebus alius ne iratus quidem est,

「というのも、ある人なら怒りもしないような事柄において、」

​Quum de eadem causa est iracundus factus inimicissimus.

「怒りっぽい人は、同じ原因から最も激しい敵になってしまうことがしばしばあるからです。」

構文注6 件
  1. 260Quem

    関係代名詞の対格男性単数形。前の文の末尾にある gnati(息子)を先行詞とし、文頭で「その息子を私は〜と理解している」と接続的に機能している。

  2. 261clam me est

    「私に隠されている」という非人称的表現。前置詞 clam は古典期には奪格を伴うことが多いが、初期ラテン語(演劇など)では対格(me)を支配することが極めて一般的である。

  3. 277expurgatu

    動詞 expurgo の目的名詞(スピーヌム)の奪格形(第二スピーヌム)。形容詞 facile(容易な)を修飾し、「釈明することにおいて」「釈明するのに」という観点・尊敬の奪格として機能している。

  4. 282parsi perdere

    parsi は parco(惜しむ、控える)の古風な完了形。不定詞 perdere を伴って「この命を失う(台無しにする)のを思いとどまったのか」という意味になり、かつての病気や失意の際に死ぬのを免れたことを自嘲的に振り返る表現。

  5. 288qui

    古風な代名詞の奪格・手段格に由来する副詞で、「どのようにして(how)」「いかなる手段で」を意味し、間接疑問節(qui... expedias)を導いている。関係代名詞の qui と混同しないよう注意。

  6. 307Non maximas quae maximae sunt interdum irae iniurias

    語順が著しく倒置されている(hyperbaton)。骨格は irae, quae maximae sunt, interdum non faciunt maximas iniurias であり、「最大の怒り(であるもの)が、時に最大の不義によって生じるとは限らない」という、原因と結果が非対称である性質を示す文脈。

翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)・修正履歴(3 件・最終 2026-09-21)
  • 2026-09-21 AI校閲 — 注 1 件
  • 2026-09-21 AI校閲 — 原文 1 件
  • 2026-09-21 AI校閲 — 訳文 1 件
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