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ポルミオ

§814-866

クレメスによる告白とゲタの吉報

ナウシストラタが去った後、クレメスはデミポに、アンティポの妻が実は自分の娘(パニウム)であることを告げる。その後、アンティポとポルミオの前に興奮したゲタが現れ、クレメスが家の中で真実を確認したことを知らせる。

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814

​Sic pol commodius esse in omnes arbitror quam ut coeperas,1

ナウシストラタ:「ポルクスにかけて、あなたが始めようとしていたやり方よりも、すべての者にとってこの方が好都合だと私は思いますわ、」

815

​Mancre2 hanc; nam perliberalis visa est quum vidi mihi.

「彼女が留まることは。というのも、私が見たところ、とても気品のある娘に見えましたから。」

​Quid istuc negoti est?

デミポ:「それは一体どういうことだ?」

​Iamne operuit ostium?

クレメス:「もうドアは閉まったか?」

​Iam.

デミポ:「もう閉まったよ。」

​O Iupiter,

クレメス:「おお、ユピテルよ、」

​Di nos respiciunt: gnatam inveni nuptam cum tuo filio.

「神々が我々を顧みてくださった。私の娘が、お前の息子と結婚しているのを見出したのだ。」

​Hem,

デミポ:「何だって?」

​Quo pacto id potuit?

「どうやってそんなことが可能だったのだ?」

​Non satis tutus est ad narrandum hic locus.

クレメス:「ここは話をするには十分に安全な場所ではない。」

​At tu abi intro.

デミポ:「では、中に入れ。」

​Heus, ne filii quidem nostri hoc resciscant volo.

クレメス:「おい、我々の息子たちにさえ、このことを知られたくないのだ。」

820

​Laetus sum, ut meae res sese habent, fratri obtigisse quod vult.

アンティポ:「自分の状況がどうであれ、従兄が望むものを手に入れたことは嬉しい。」

​Quam scitum est eiusmodi parare in animo cupiditates

「困難な状況にあるときに、少しのことで治療できるような、」

​Quas, quum res adversae sient, paulo mederi possis!3

「そういう類の欲望を心に抱くことは、何と賢明なことだろう!」

​Hic simul argentum repperit cura sese expedivit.

「彼(ファエリア)は、金を見つけると同時に、心配から身を解放した。」

​Ego nullo possum remedio me evolvere ex his turbis

「私は、どんな解決策によっても、この混乱から身を抜け出すことができない、」

825

​Quin, si hoc celetur, in metu, sin patefit, ill probro sim.4

「これが隠されていれば恐怖の中にあり、もし暴露されれば不名誉の中に置かれることになるのを、免れることができない。」

​Neque me domum nunc reciperem, ni mihi esset spes ostenta

「もし私に、彼女を妻として持ち続けられるという希望が示されていなかったなら、」

​Huiusce habendae. Sed ubinam Getam invenire possum,

「今家に帰ることもないだろう。だが、一体どこでゲタを見つけることができるだろうか、」

​Ut rogem quod tempus conveniendi patris me capere iubeat?

「父親と会うために、どのタイミングを選ぶべきか、彼に尋ねるために。」

​Argentum accepi; tradidi lenoni; abduxi mulierem;

ポルミオ:「金は受け取った。女衒に手渡した。女を連れ出した。」

830

​Curavi propria ea Phaedria ut poteretur; nam emissa est manu.

「ファエリアが彼女を自分のものとして所有できるように手配した。彼女は奴隷解放されたのだから。」

​Nunc una mihi res etiam restat quae est conficienda, otium

「今や、私に成し遂げるべきことがもう一つ残っている、」

​Ab senibus ad potandum ut habeam;5 nam aliquot hos sumam dies.

「老人たちから離れて一杯やるための暇を得ることだ。この数日間は楽しむつもりだ。」

​Sed Phormio est. Quid ais?

アンティポ:「あ、ポルミオだ。どうなんだ?」

​Quid?

ポルミオ:「何がだ?」

​Quidnam nunc facturus Phaedria?

アンティポ:「ファエリアは今、何をするつもりなんだ?」

​Quo pacto satietatem amoris ait se velle sumere?

「どうやって愛を満たしたいと彼は言っているのだ?」

835

​Vicissim partes tuas acturus est.

ポルミオ:「今度は彼が、お前の役を演じる番だ。」

​Quas?

アンティポ:「どんな役だ?」

​Ut fugitet patrem.

ポルミオ:「父親から逃げ回る役さ。」

​Te suam rogavit rursum ut ageres, causam ut pro se diceres;

「彼は、お前に彼の役を務めて、彼のために弁護してほしいと再び頼んできた。」

​Nam potaturus est apud me. Ego me ire senibus Sunium

「彼は私のところで飲むことになっているからな。私は、あの老人たちには、」

​Dicam ad mercatum, ancillulam emtum quam dudum dixit Geta;

「スニウムの市場へ、ゲタが先ほど言っていたあの女奴隷を買いに行くと言うつもりだ。」

​Ne quum hic non videant me conficere credant argentum suum.

「彼らがここで私を見かけないときに、私が彼らの金を使い果たしてしまったと思わないようにな。」

840

​Sed ostium concrepuit abs te.

「だが、お前の家からドアの音がしたぞ。」

​Vide quis egrediatur.

アンティポ:「誰が出てくるか見てくれ。」

​Geta est.

ポルミオ:「ゲタだ。」

​O Fortuna, O Fors fortuna, quantis commoditatibus

ゲタ:「おお運命よ、おお幸運の女神よ、何という大いなる好都合を、」

​Quam subito hero meo Antiphoni ope vestra hunc onerastis diem;

「何と突如として、あなた方の力によって、我が主人アンティポのこの日をいっぱいに満たしてくださったことか!」

​Quidnam hic sibi vult?

アンティポ:「あいつは一体何が言いたいんだ?」

​nosque amicos eius exonerastis metu!

ゲタ:「そして、彼の友人である我々を恐怖から解放してくださったことか!」

​Sed ego nunc mihi cesso qui non humerum hunc onero pallio,

「だが、私は今、この肩に外套を引っ掛けもせず、」

845

​Atque hominem propero invenire, ut haec quae contigerint sciat.

「あの人(アンティポ)を急いで見つけに行き、この起きた出来事を知らせようとしないのだろうか。」

​Num tu intelligis hic quid narret?

ポルミオ:「お前はこいつが何を語っているか理解できるか?」

​Num tu?

アンティポ:「お前は?」

​Nihil.

ポルミオ:「さっぱりだ。」

​Tantundem ego.

アンティポ:「私も同じくだ。」

​Ad lenonem hinc ire pergam: ibi nunc sunt.

ゲタ:「ここから女衒のところへ行こう。彼らは今そこにいるはずだ。」

​Heus Geta.

ポルミオ:「おい、ゲタ。」

​Hem tibi.

ゲタ:「またかよ。」

​Num mirum aut novum est revocari, cursum quum institueris?

「走り始めたというのに、呼び止められるとは、何も驚くことでも珍しいことでもないな。」

​Geta.

ポルミオ:「ゲタ!」

​Pergit hercle. Nunquam tu odio tuo me vines.

ゲタ:「ヘラクレスにかけて、しつこいな。お前の嫌がらせなんかには決して屈しないぞ。」

​Non manes?

ポルミオ:「止まらないのか?」

850

​Vapula.6

ゲタ:「うっとうしい、ぶたれろ。」

​Id quidem tibi iam fiet, nisi resistis, verbero.

ポルミオ:「立ち止まらなければ、それはお前の身に起こることだぞ、この悪党め。」

​Familiariorem oportet esse hunc: minitatur malum.

ゲタ:「こいつはかなり親しい者に違いない。ひどい目に遭わせると脅してくるからな。」

​Sed isne es quem quaero an non? ipsus est.

「だが、お前は私が探している人なのか、違うのか?本人だ!」

​Congredere actutum.

「すぐに近づきなさい。」

​Quid est?

アンティポ:「どうしたんだ?」

​O omnium quantum est qui vivunt hominum homo ornatissime!7

ゲタ:「おお、生きているすべての人間の中で、最も祝福されたお方よ!」

​Nam sine controversia ab Dis solus diligere, Antipho.

「疑いなく、お前だけが神々に愛されているのだ、アンティポよ。」

855

​Ita velim: sed qui istuc credam ita esse mihi diei velim.

アンティポ:「そうあってほしいが、なぜそう信じるべきなのか、教えてほしいものだ。」

​Satin est si te delibutum gaudio reddo?

ゲタ:「あなたを喜びでいっぱいに浸して差し上げれば、それで十分でしょうか?」

​Enicas.

アンティポ:「じらすな、殺す気か。」

​Quin tu hinc pollicitationes aufer, et quod fers cedo.

ポルミオ:「もったいぶった約束などやめて、持ってきた知らせをさっさと出せ。」

​Oh,

ゲタ:「おや、」

​Tu quoque hic aderas, Phormio?

「ポルミオ、お前もここにいたのか?」

​Aderam: sed cessas?

ポルミオ:「いたとも。だが、もたもたするな。」

​Accipe, hem,

ゲタ:「お聞きください、さあ、」

​Ut modo argentum tibi dedimus apud forum, recta domum

「私たちが広場であなたに金を渡すとすぐに、私たちは真っ直ぐ家へ」

860

​Sumus profecti: interea mittit herus me ad uxorem tuam.

「向かいました。その間に、主人が私をあなたの妻のところへ送ったのです。」

​Quamobrem?

アンティポ:「なぜだ?」

​Omitto proloqui; nam nihil ad hanc rem est, Antipho.

ゲタ:「その説明は省きます。この件には何の関係もありませんから、アンティポ様。」

​Ubi in gynaeceum ire occipio, puer ad me adcurrit Mida;

「私が婦人部屋に入りかけようとしたとき、召使いのミダが私の方へ走ってきました。」

​Pone apprehendit pallio; resupinat: respicio; rogo

「後ろから私の外套を掴み、後ろへ引き戻しました。振り返って、私を呼び止める」

​Quamobrem retineat me: ait esse vetitum intro ad heram accedere.

「理由を尋ねました。すると、奥様のところへ入ることは禁じられている、と彼は言いました。」

865

​Sophrona modo fratrem huc, inquit, senis introduxit Chremem,

「『ソプロナが、さっき主人の兄弟である老人クレメスをここに連れてきて、』と彼は言いました、」

​Eumque nunc esse intus cum illis. Hoc ubi ego audivi, ad fores

「『そして彼が今、あの中で彼女たちと一緒にいるのだ』と。これを聞いて、私は戸口へ」

構文注7 件
  1. 814ut coeperas

    直説法過去完了。「あなたが始めていた(=始めようとしていた)やり方」を指し、クレメスがナウシストラタに真相を隠したままパニウムを追い出そうとしていた当初の計画を指す。

  2. 815Mancre

    写本の誤記で、正しくは manere。動詞 arbitror(814行)に導かれる対格不定詞構文(hanc manere「彼女が留まること」)で、前文の commodius esse の主語として機能している。

  3. 821cupiditates / Quas, quum res adversae sient, paulo mederi possis

    関係節 quas... possis の接続法 possis は潜在、あるいは「一般論の二人称」を表す。paulo は手段の奪格(または中性の名詞的対格の副詞的用法)で、「ほんの少しのことで、容易に」の意味。

  4. 825Quin... sim

    先行する否定表現 nullo possum remedio me evolvere(どんな解決策によっても身を抜け出せない)を受けて、結果や付随的状況を導く quin 節(quin + 接続法現在 sim)。「〜することなしに(抜け出すことはできない)」の意味になる。

  5. 831otium / ... ut habeam

    名詞 otium(暇)の内容を説明する同格的な節、あるいは目的を導く ut 節。ここでは「老人たちから離れて、酒を飲むための暇を得ること」を表す。

  6. 850Vapula

    動詞 vapulo(打たれる)の命令法現在。能動の形態で受動の意味を持つ「半受動動詞」であり、直訳は「打たれろ」であるが、口語表現で「くたばれ」「うっとうしい」といった罵倒・拒絶の挨拶として使われる。

  7. 853O omnium quantum est qui vivunt hominum homo ornatissime

    非常に誇張された口語的呼格。homo ornatissime(最も恵まれた男よ)に対し、部分属格として omnium hominum(すべての人間のうちで)が掛かり、さらにその間に quantum est qui vivunt(生きている者のすべて)という関係節が挿入・同格的に割り込んでいる。

翻訳:Gemini 3.5 Flash(2026-05-22 公開)・修正履歴(1 件・最終 2026-09-21)
  • 2026-09-21 AI校閲 — 原文 1 件
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