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ギリシア哲学者列伝

§8.5.83

アルクマイオンの医学と自然哲学説

クロトン出身のアルクマイオンの伝記的記述であり、医学と自然哲学における彼の業績、自著の冒頭の引用、天体論や霊魂の不死性に関する説を概括する。

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Ἀλκμαίων Κροτωνιάτης. καὶ οὗτος Πυθαγόρου διήκουσε· καὶ τὰ πλεῖστά γε ἰατρικὰ λέγει, ὅμως δὲ καὶ φυσιολογεῖ ἐνίοτε λέγων δύο τὰ πολλά ἐστι τῶν ἀνθρωπίνων1. δοκεῖ δὲ πρῶτος φυσικὸν λόγον συγγεγραφέναι, καθά φησι Φαβωρῖνος ἐν Παντοδαπῇ ἱστορίᾳ, καὶ τὴν σελήνην καθόλου 〈τε τὰ ὑπὲρ〉 ταύτην ἔχειν ἀΐδιον φύσιν. Ἦν δὲ Πειρίθου υἱός, ὡς αὐτὸς ἐναρχόμενος τοῦ συγγράμματός φησιν· Ἀλκμαίων Κροτωνιήτης τάδε ἔλεξε Πειρίθου υἱὸς Βροτίνῳ καὶ Λέοντι καὶ Βαθύλλω· ‘περὶ τῶν ἀφανέων, περὶ τῶν θνητῶν σαφήνειαν μὲν θεοὶ ἔχοντι, ὡς δʼ ἀνθρώποις τεκμαίρεσθαιʼ καὶ τὰ ἑξῆς· ἔφη δὲ καὶ τὴν ψυχὴν ἀθάνατον, καὶ κινεῖσθαι αὐτὴν συνεχὲς ὡς τὸν ἥλιον.

クロトン出身のアルクマイオン。彼もまたピュタゴラスの教えを聞いた。そして彼は大部分において医学的な事柄を論じているが、それでも時に自然研究も行い、次のように述べている。 「人間の事柄の大部分は二つ(対をなすもの)である」また、ファウォリノスが『雑史』で述べているように、彼が最初に自然についての著作を著した者であり、月、そして一般に月の上方にあるものは永遠の性質を持つと考えられている。 また彼はペイリトオスの子であったが、自著の冒頭で次のように述べている通りである。 「クロトンのペイリトオスの子アルクマイオンは、ブロティノス、レオン、バテュロスに対して以下のことを語った。『不可視の事柄について、可死の事柄について、神々は明白な知見を有しているが、人間にとっては推測すること[しかできない]』」以下これに続く。彼はまた、魂は不死であり、太陽のように絶え間なく運動していると主張した。

構文注2 件
  1. 8.5.83δύο τὰ πολλά ἐστι τῶν ἀνθρωπίνων

    中性複数主語 τὰ πολλά(人間の事柄の大部分)に対して述語動詞 ἐστι が単数形をとる古典ギリシア語の基本構文。δύο は主格述語であり、「人間の事柄の多くは二つ(対をなす組)である」という対立論的思考を表す。

  2. 8.5.83ὡς δʼ ἀνθρώποις τεκμαίρεσθαι

    限定の ὡς と不定詞 τεκμαίρεσθαι(推測する・証拠から判断する)による慣用構文。「人間に許されているのは推測することのみである」または「人間に推測できる限りに限って」の意。先行する対比節(σαφήνειαν μὲν θεοὶ ἔχοντι)において神が十全な明知(σαφήνεια)を持つのに対し、人間の認識手段は限られた徴候に基づく推測にとどまるという対比(μὲν...δέ)をなす。

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