Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §9.2.1.pr-9.2.1.1

アクィリウス法の制定と先行諸法の廃止

1517 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

ウルピアーヌスは、アクィリウス法がそれ以前の不法損害に関する諸法律を廃止したこと、および同法が護民官アクィリウスによって提案された平民会決議であることを説明している。

[ULPIANUS libro octauo decimo ad edictum. ] §9.2.1.prLex Aquilia omnibus legibus, quae ante se de damno iniuria locutae sunt, derogauit, siue duodecim tabulis, siue alia quae fuit: quas leges nunc referre non est necesse.
[ウルピアーヌス『告示注解』第18巻] アクィリウス法は、それ以前に不法な損害について規定していたすべての法律を、十二表法であれ、その他にかつて存在した法律であれ、廃止した。 これらの法律を今ここで引き合いに出す必要はない。
§9.2.1.1Quae lex Aquilia plebiscitum est, cum eam Aquilius tribunus plebis a plebe rogauerit.
このアクィリウス法は平民会決議であり、護民官アクィリウスが平民にこれを提案したものである。

語釈・文法注

  1. §9.2.1.prderogauit — 他動詞 derogare は与格(ここでは omnibus legibus)を伴って「法律の一部を廃止・修正する」を意味するが、ここでは後続の「これらの法律を今引き合いに出す必要はない」という叙述からも分かるように、実質的にそれ以前の古い法律を全面的に無効化し、アクィリウス法によって代替させたことを表している。
  2. §9.2.1.prde damno iniuria — iniuria は名詞 iniuria(不法)の奪格で、副詞的に「不法に」と機能し、damno に係っている。これは後に「不法に与えられた損害」(damnum iniuria datum)として定式化される法概念の初期の表現形式を示している。
  3. §9.2.1.1Quae — 文頭の相対代名詞 qui の女性単数主格形で、連結関係代名詞(relative connection)として前節の Lex Aquilia を受け、「この(アクィリウス法)」と訳される。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §9.2.1.pr-9.2.1.1. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:9.2.1.pr-9.2.1.1

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。