Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §7.4.17.pr

条件付き所有権の遺贈と混同による用益権の消滅

1275 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

土地の用益権が無条件で受遺者に、所有権が条件付きで他者に遺贈された場合において、受遺者が条件未決の間に所有権を取得したとき、その後の条件成就により他者が完全な土地所有権を得ることを説明している。

[IULIANUS libro tricensimo quinto digestorum. ] §7.4.17.prSi tibi fundi usus fructus pure, proprietatem autem sub condicione Titio legata fuerit, pendente condicione dominium proprietatis adquisieris, deinde condicio extiterit, pleno iure fundum Titius habebit neque interest, quod detracto usu fructu proprietas legata sit: enim dum proprietatem adquiris, ius omne legati usus fructus amisisti.
[ユリアヌス『学説彙纂』第35巻] もし土地の用益権があなたに無条件で、他方、所有権が条件付きでティティウスに遺贈され、条件が未決である間にあなたが所有権の支配権を取得し、その後条件が成就したならば、ティティウスは完全な権利をもってその土地を有することになる。 用益権を除外して所有権が遺贈されたということは問題にならない。 なぜなら、あなたが所有権を取得する間に、遺贈された用益権のすべての権利をあなたは失ったからである。

語釈・文法注

  1. §7.4.17.prproprietatem — 写本では対格 proprietatem となっているが、動詞 legata fuerit(単数女性)の主語として機能している。これは proprietas(主格)の誤記・混同として、あるいは主格と同等に扱って「所有権が」と解釈するのが一般的である。
  2. §7.4.17.prdetracto usu fructu — 奪格名詞 usu fructu と完了分詞 detracto による奪格絶対(独立奪格)であり、「用益権が差し引かれた状態で」「用益権を除外して」という意味を表す。
  3. §7.4.17.prdum proprietatem adquiris, ... amisisti — 接続詞 dum(〜する間に)が現在時制の動詞 adquiris を伴い、主節の完了時制 amisisti と組み合わされている。ラテン語の標準的な用法で、「あなたが所有権を取得した(するその行為の)時点で、すでに用益権を失った」という時間的・論理的関係を示す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §7.4.17.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:7.4.17.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。