Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §50.16.106.pr

上訴における送り状の定義と語源

8920 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

モデスティヌスは、上訴の際に交付される「送り状」の定義と、その語源が「送る(ディミッテレ)」という動詞にあることを説明している。

[IDEM libro singulari de praescriptionibus. ] §50.16.106.pr'Dimissoriae litterae' dicuntur, quae uolgo apostoli dicuntur.
[同著者、『時効に関する一巻本』] 「送り状」とは、俗に「アポストリ」と呼ばれるもののことである。
dimissoriae autem dictae, quod causa ad eum qui appellatus est dimittitur.
これが「送り状(ディミッソリアェ)」と呼ばれるのは、訴訟が、上訴された者のところへと送られる(ディミッティトゥル)からである。

語釈・文法注

  1. §50.16.106.prdimissoriae autem dictae — dictae の後ろに be 動詞である sunt が省略された完了受動の構造であり、主語は前文から引き継がれる dimissoriae litterae である。
  2. §50.16.106.prqui appellatus est — 関係代名詞 qui の先行詞は前置詞 ad の目的語である eum。ここでの appellare は「(裁判において上級審へ)上訴する」という意味であり、受動態で「上訴された(=上訴の対象となった上級の)裁判官」を指す。
  3. §50.16.106.prdimissoriae ... dimittitur — 形容詞 dimissorius(送り状の、委託の)が、訴訟を「送る、引き渡す」を意味する動詞 dimittere(その受動態である dimittitur)に由来するという、語源的な連関を quod 節によって示している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §50.16.106.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:50.16.106.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。