Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §48.8.12.pr

幼児と精神異常者による殺人の刑事責任免除

8251 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

幼児や精神異常者が殺人を行った場合、故意の欠如や精神的不調を理由に、コルネリウス法による刑事責任が免除されることを規定する。

[IDEM libro octauo regularum.
[同じ著者が『規則集』第8巻において。
] §48.8.12.prInfans uel furiosus si hominem occiderint, lege Cornelia non tenentur, cum alterum innocentia consilii tuetur, alterum fati infelicitas excusat.
] 幼児または精神異常者が人を殺害したとしても、コルネリウス法によって責任を問われることはない。 なぜなら、一方をば意図の無垢さが保護し、他方をば運命の不幸が免責するからである。

語釈・文法注

  1. §48.8.12.prnon tenentur — 動詞 tenere の受動態は、法文において「法律に拘束される」「罪を問われる」「責任を負う」という意味の法的な専門表現として機能する。ここでは主語が複数形(infans uel furiosus)であるため、三人称複数形 tenentur となっている。
  2. §48.8.12.pralterum ... alterum — 相関的に用いられ、先行する二つの名詞(infans と furiosus)を順に指す。最初の alterum は幼児(犯罪の意図・故意[consilium]を持つ能力がないため、innocentia consilii 「意図の無垢さ」が保護する)を指し、二番目の alterum は精神異常者(精神障害という、自らの意志では避けられない運命の不幸[fati infelicitas]が免責する)を指す。
  3. §48.8.12.prcum ... tuetur ... excusat — 理由を表す接続詞 cum が直説法の動詞(tuetur, excusat)を伴っている。これは客観的な事実に基づき、疑いようのない確定した理由を示す用法である。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §48.8.12.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:48.8.12.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。