Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §47.10.33.pr

公の威信の維持を目的とする政務官の免責

8035 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

国家への敬意を示すための良俗にかなう行為について、政務官が不法行為の意図なく公の威信を守るために行ったものであるならば、他者への侮辱となっても不法行為の訴えによる責任は問われないことを説明している。

[PAULUS libro decimo ad Sabinum. ] §47.10.33.prQuod rei publicae uenerandae causa secundum bonos mores fit, etiamsi ad contumeliam alicuius pertinet, quia tamen non ea mente magistratus facit, ut iniuriam faciat, sed ad uindictam maiestatis publicae respiciat, actione iniuriarum non tenetur.
[パウルス執筆、『サビヌス注解』第10巻] 国家を敬うために良俗に従ってなされる行為は、たとえそれが誰かに対する侮辱に及ぶとしても、政務官はそれを不法行為を行うという意図からではなく、むしろ公の威信の維持を考慮するという意図をもって行うのであるから、彼は不法行為の訴えによる責任を負わない。

語釈・文法注

  1. §47.10.33.prQuod ... fit — 文頭の `Quod` は先行詞を含まない関係代名詞中性単数主格(または対格)で、「なされること(行為)」を表す名詞節を形成し、`quia` 節内の動詞 `facit` の直接目的語として機能している。
  2. §47.10.33.prrei publicae uenerandae causa — `causa` +属格で「〜のために」を表す。`uenerandae` は `rei publicae` に一致する動形容詞(目的格的)であり、全体として「国家を敬うために」という目的を表す副詞句となる。
  3. §47.10.33.prnon ea mente ... ut iniuriam faciat, sed ... respiciat — `ea mente, ut...` は「〜という意図で」を表す。`ut` に導かれる接続法 `faciat` と並列して、`sed` の後ろの `respiciat` も同じく `ut` に支配される接続法現在形であり、「不法行為を行うという意図ではなく、むしろ公の威信の維持を考慮するという意図をもって」という論理構造を形成している。

この箇所を引用する

ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §47.10.33.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:47.10.33.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。