Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §45.3.17.pr

共有奴隷による地役権約定と隣接地の所有

7525 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

共有奴隷が名前を指定せずに通行権等の地役権を約した場合、隣接地を所有する共有者のみがその権利を取得し、両者が所有する場合でも地役権は不可分に取得されることを説明する。

[POMPONIUS libro nono ad Sabinum. ] §45.3.17.prSi communis seruus meus et tuus uiam uel iter uel actum stipuletur sine adiectione nominis nostri, cum ego solus fundum uicinum habeam, soli mihi eam adquirit: quod et si tu fundum habeas, mihi quoque in solidum seruitus adquiritur.
[ポンポニウス、サビヌス註釈第9巻] 私とあなたの共有奴隷が、私たちの名前を付加することなく通行路、歩道、または車道を約した場合、私だけが隣接する土地を所有しているときは、その奴隷は私一人に対してそれを取得する。 そして、たとえあなたが土地を所有していたとしても、私に対してもその地役権は不可分に取得される。

語釈・文法注

  1. §45.3.17.prsoli mihi — 形容詞 solus の単数与格 soli が、与格 mihi を修飾している。「私だけに」の意で、adquirit(取得する)の利益帰属先を示す。
  2. §45.3.17.prquod et si — 文頭の quod は接続詞的に機能する関係代名詞(連結の関係代名詞)で、「そしてこのことは、たとえ〜だとしても」という論理的展開を示す。et si(たとえ〜だとしても)を伴って、相手も条件を満たす場合の処理を導く。
  3. §45.3.17.prin solidum — 「不可分に」「全体として」を意味する法的な副詞句。地役権(seruitus)は物理的に分割できない権利であるため、共有者各自にその「全体」が取得される性質を表している。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §45.3.17.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:45.3.17.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。