Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §45.3.10.pr

共有奴隷による各主人への選択的給付の約諾の無効

7518 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

共同主人の奴隷が、一方の主人に金銭を、他方に土地を与えるという選択的な問答契約を結んだ場合、どちらのために訴権を取得したかが不確定であるため、その契約は無効となることが示される。

[IULIANUS libro quinquagensimo secundo digestorum. ] §45.3.10.prSed et si ita stipuletur: 'Titio decem aut Maeuiio fundum dare spondes?', quia incertum est, utri eorum adquisierit actionem, idcirco inutilis stipulatio existimanda est.
[ユリアヌス、学説彙纂第52巻] しかしまた、もし[奴隷が]「ティティウスに十[の金銭]を、あるいはマエウィウスに土地を与えることを約束するか」とこのように問答契約するならば、彼らのうちのどちらに対して[奴隷が]訴権を取得したかが不確実であるため、それゆえに問答契約は無効とみなされるべきである。

語釈・文法注

  1. §45.3.10.prutri — 二者のうちどちらかを指す代名詞 uter の与格単数形。ここでは間接疑問節を導き、「二人の主人のうちのどちらに対して」を意味する。utrique(双方に)との混同に注意が必要。
  2. §45.3.10.pradquisierit — 接続法完了(間接疑問節による)。主語は明示されていないが、前節からの文脈を引き継ぎ「奴隷(seruus)」である。奴隷が(行為を通じて主人に)訴権を「取得した」ことを意味する。

この箇所を引用する

ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §45.3.10.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:45.3.10.pr

AIによる草稿訳である旨と閲覧日を添えてください。

訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。