Humanitext Reader

ユスティニアヌス1世 · 学説彙纂 §44.7.54.pr

真実の合意を欠く仮装契約の無効性

7339 / 9271 箇所 · ラテン語

要旨

仮装の契約は、売買であっても真実の合意を欠いて外観のみが装われているものであるため、法的な効力を持たないことを説明する。

[IDEM libro quinto regularum. ] §44.7.54.prContractus imaginarii etiam in emptionibus iuris uinculum non optinent, cum fides facti simulatur non intercedente ueritate.
[同人、規則集第五巻] 仮装の契約は、売買においてもまた、法の絆を有しない。 それは、真実が介在しないままに、事実の信義が装われているからである。

語釈・文法注

  1. §44.7.54.prnon intercedente ueritate — 名詞 `ueritas`(真実)の単数奪格と現在分詞 `intercedens`(介在する)の単数奪格 `intercedente` からなる奪格絶対構文。`non` が分詞を否定し、「真実が介在しないまま」「真実が伴うことなしに」という付帯状況(前提条件)を表す。
  2. §44.7.54.proptinent — ここでは「(効力を)保持する」「(法的に)成立する」の意味で用いられており、対格の目的語 `iuris uinculum`(法の絆、法的拘束力)を伴って「法的効力を有しない」という意味になる。
  3. §44.7.54.prcum fides facti simulatur — 接合詞 `cum` が直説法現在受動態 `simulatur`(装われる)を伴い、ここでは一般的な事実に基づく理由(〜であるから、〜である以上)を表している。`fides facti` は直訳すると「事実の信義」だが、ここでは「行われた行為の外観・信憑性」を指す。

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ユスティニアヌス1世, 学説彙纂 §44.7.54.pr. Humanitext Reader, https://reader.humanitext.ai/text/urn:cts:latinLit:phi2806.phi002.humanitext-lat1:44.7.54.pr

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訳文・注・要旨はAIによる草稿で、読者の指摘により改訂されています。